3連戦初戦となった2日、試合前のコーチ会議。「1週間で5ゲーム離されたということは逆もある。もう1度、軌道に乗せよう」とゲキ。今季初先発の「6番右翼・林威助」は4タコの不発に終わったが、チーム全体が奮い立った。
負け越せば宿敵にマジックが点灯したカードを2勝1敗と勝ち越し。今季東京ドームでは6勝3敗。昨季8連敗を喫した因縁の地で、早くも負け越しを消滅させた。
6・5ゲーム差。状況が厳しいことに変わりはないが、和田監督は「逆襲? 私だけじゃなく、選手自身もそういう気持ちでいる。また東京ドームでやるんで、(差を)縮められるようにやっていく」と語気を強めた。後半戦初、5カードぶりの勝ち越し。戦いはこれからだ。(栃山 直樹)
はや6勝!東京D負け越し消滅
◎…阪神は東京ドームで今季2度目の勝ち越し。敵地での対戦成績を6勝3敗とした。東京ドームでのこのカードは8月27-30日の3連戦のみとなり、今季敵地での負け越しはなくなった
◎…和田監督が就任1年目だった昨季は東京ドームで1勝9敗2分け(シーズンでは5勝15敗4分け)。2つの引き分けを挟んで開幕から8連敗し、敵地初勝利は9月15日の11試合目だった
(紙面から)