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虎七回イッキ5点!マートンがトドメ2点打

七回、ダメ押しの中前2点打を放ったマートン。藤浪を援護射撃した(撮影・大西正純)

七回、ダメ押しの中前2点打を放ったマートン。藤浪を援護射撃した(撮影・大西正純)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人0-7阪神、17回戦、阪神9勝7敗1分、4日、東京ドーム)世間よりも、かなり早く夏休みが明けた男がいる。再び絶好調モードに突入したマートンが、巨人の息の根を止めた。

 「いい形で点が取れて、チームがいい形で勝てたことが良かったね」

 助っ人が脚光を浴びたのは七回のイッキ5点。古城の送球ミスなどに乗じて3点を追加して、なお二、三塁。3番手・香月のタイミングを外そうとしたカーブにうまくバットがついていった。中前への2点タイムリー。マジック点灯目前のG戦士も、完全に戦意喪失だ。

 4番に座って猛虎の進撃を支えてきた助っ人だが、7月の声とともに成績が急降下。3割5分近くあった打率は3割1分台にまで落ち込んだ。が、ここに来て6試合連続安打。“休暇”は終了だ。8月に入っての4試合すべてで打点を稼いでいる。

 この日は六回にも巨人のルーキー菅野から中前打を放ってマルチ安打。今季の安打数は115でブランコ(DeNA)と並んでセ界のトップタイ。指定席に座り直して、好調を維持している。

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