七回、タイムリーを放った後、生還した大和はベンチ前で藤浪(右)とハイタッチ【拡大】
(セ・リーグ、巨人0-7阪神、17回戦、阪神9勝7敗1分、4日、東京ドーム)♪闘え、大和-。ドームの屋根が割れんばかりの応援歌が背中を押してくれた。マジック点灯は絶対にさせない。七回一死二、三塁。相手の守乱で得た好機で、大和が4点目をたたき出し、巨人・菅野をKOした。
「チャンスでまわってきたので、思いきりよくいこうと決めて打席に立ちました。それがいい結果につながったと思います」
カウント1-1だった。菅野の100球目、内角141キロ直球を中前に運んだ。6月29日の広島戦(甲子園)以来、実に24試合ぶりとなる打点をマーク。菅野続投を選択した原采配を粉砕。大量5得点のラッキーセブンを演出した。