2013.8.4 17:30

阪神が巨人のマジック点灯阻止!藤浪は7勝目

5回、雄叫びを上げる阪神・藤浪=東京ドーム(撮影・鳥越瑞絵)

5回、雄叫びを上げる阪神・藤浪=東京ドーム(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人0-7阪神、17回戦、阪神9勝7敗1分、4日、東京ドーム)阪神が巨人に7-0で快勝し、巨人の優勝マジック点灯を阻止した。1点リードの七回、野選と相手失策、適時打などで5点を挙げて巨人を突き放した。先発の藤浪は6回6安打無失点。菅野との“ドラ1”ルーキー対決を制し7勝目(4敗)を挙げた。

 負ければ巨人に優勝マジックが点灯する一戦。そして、その大一番に先発するのはルーキー・藤浪。阪神打線が一回から意地を見せた。先頭の坂は一度もバットを振ることなく四球を選ぶと、大和の送りバントと鳥谷の左前打で一死一、三塁。マートンは空振り三振に倒れたが新井貴が右前へポトリと落ちる一打で先制した。

 援護を貰った藤浪は走者を出しながら要所を抑える投球。五回は先頭のボウカーに二塁打を浴びたが、後続を断ち切ると、六回は坂本と阿部に連打を浴びて一死一、二塁のピンチとなったが村田を左飛、ロペスを投ゴロに打ち取った。

 すると、力投を続けるルーキーに打線が追加点をプレゼントした。七回一死二、三塁で藤浪に代打・桧山が送られる。桧山の二ゴロは野選を誘い、待望の追加点となると、相手失策でさらに1点。大和とマートンの適時打でさらに3点を加えて巨人を突き放した。その後は松田、安藤、福原とつなぎ完封リレー。G戦初登板で快投した藤浪が、巨人の優勝マジック点灯を阻止した。

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