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Ｇ戦初登板の阪神・藤浪ドラ１対決制す

2013年8月4日

完勝劇福原忍からウイニングボールを受け取る阪神・藤浪晋太郎＝東京ドーム

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５回、長野を空振り三振に打ち取りガッツポーズし雄たけびをあげる藤浪（撮影・山口　登）

　六回も１死一、二塁のピンチを招いたが、好調の村田、ロペスを丁寧な投球で打ち取ると、大きくガッツポーズ。直後に１死一、三塁の場面で打席が回ってきたところで代打・桧山が告げられてマウンドを降りたが、味方打線が相手のミスにも乗じて一挙５点を追加してダメ押しした。

　高卒ルーキーが巨人戦初登板での白星は、67年５月31日の江夏豊以来、史上２人目の快挙となる。負ければ自力Ｖ消滅という重圧がかかるマウンドだったが「相手はセ・リーグ一の打線。思い切りいくしかないと思ってました」と気持ちよさそうに振り返り、江夏氏以来の大記録にも「偉大な先輩の記録に並べてうれしい」と笑顔を振りまいていた。

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