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    白梅学徒隊の体験を絵本に 退職教員ら出版

    絵本のモデルになった中山きくさん(左から3人目)と編集に携わった(左から)池宮城けいさん、比嘉美津枝さん、1人置いて磯崎主佳さん=3日、県教育会館
     県退職教職員会女性部(大嶺初子部長)が23日の慰霊の日を前に、絵本「白梅学徒隊きくさんの沖縄戦」を完成させた。3日、那覇市の県教育会館でお披露目され、モデルとなった元白梅学徒隊で白梅同窓会会長の中山きくさん(84)は「沖縄戦の事実を絵本に残すのは貴重なこと。多くの若い人に読んでほしい」と呼び掛けた。文章をまとめた退職教諭の比嘉美津枝さん(65)は「絵本を通して、中山さんがいつも言う『平和のバトンタッチ』ができれば」と期待した。(天久仁) 絵本は県立第二高等女学校の生徒で、当時16歳の中山さんが沖縄戦に巻き込まれる様子を描いた。学業半ばで従軍看護婦として戦争に出された中山さんが、負傷兵の看護に従事したり、戦場を逃げる姿を通して戦争の恐ろしさを伝える内容となっている。

     退職教職員会女性部はこれまで9冊の絵本を作成しているが、今回は若い世代に沖縄戦を知ってもらおうと、中山さんの学生時代の戦争体験をテーマに設定した。絵は絵本作家の磯崎主佳さん(41)、全体の構成は児童文学者の池宮城けいさん(70)がそれぞれ担当した。

     中山さんは「戦争中、疲れ果ててしまい、手りゅう弾で死ぬことを考えたが、友人に止められて思いとどまった」と当時を振り返りながら、「次の世代に命の大切さを伝え、戦争への道を二度と歩ませないことを考えた」と絵本に込めた思いを語る。

     編集作業は今年1月に始まり、中山さんへの聞き取りや資料を基に、半年で完成にこぎ着けた。磯崎さんは「沖縄戦当時の様子を教えてもらいながら、中山さんが見た風景を描いた」と話す。中山さんは「私のような戦争のある道を歩ませたくない。戦争は人間にとって一番不幸なことです」と平和の大切さを強調した。

     絵本は1冊千円(税込み)。問い合わせは電話098(867)0161、沖教組教育研究所。
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    2013-06-04 09:40:00/提供元:沖縄タイムス社

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