小中生札取り、息詰まる戦い 時雨殿・競技かるた西日本大会
小中学生を対象にした競技かるたの大会「ちはやふる杯2013」の西日本大会が4日、京都市右京区の文化観光施設「時雨殿」であった。10月の決勝大会に向けて京都府や滋賀県などの64チームが出場し、畳の上で真剣勝負を繰り広げた。
競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」を発行する講談社が主催した。京滋をはじめ大阪府や兵庫県、愛知県などから参加があり、3人一組の団体戦を行った。
大広間にずらりと並んだ子どもたちは、真剣な表情で目の前の札と向き合い、上の句が読み上げられると同時に勢いよく、札に手を伸ばしていた。周りではカメラを手にした保護者たちが息を詰めて見守っていた。
2試合を行い、16チームが勝ち上がった。10月27日に「かるたの聖地」とされる近江神宮(大津市)で開かれる決勝大会に出場し、東日本大会で勝ち上がった16チームとともに頂点を競う。
【 2013年08月05日 08時43分 】