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大雨の漁業被害 政府調査団が視察 気仙沼・唐桑

大雨で流れ出た流木などを視察する松下政務官(右端の帽子の人物)ら

 国土交通省の松下新平政務官ら政府調査団が3日、7月下旬の集中豪雨で定置網漁に大きな被害が出た宮城県気仙沼市唐桑町の大沢漁港を視察した。
 漁港のある広田湾は陸前高田市の気仙川から濁流が流れ込み、定置網に流木や雑草などが大量に引っかかる被害が出た。松下政務官は流木の撤去作業のために漁業者が漁を休んだことや、海上に浮遊物が残っていることなどの説明を受けた。
 市役所では市や県の担当者らとの意見交換があり、市は定置網被害への対応や災害査定事務の簡素化などを要望した。
 松下政務官は視察後に取材に応じ、「定置網の被害は全国的にも問題になっている。省庁の壁を越えて取り組めるように対処していきたい」と語った。
 松下政務官らは陸前高田市の被害現場なども視察した。


2013年08月04日日曜日


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