H2Bロケット4号機の打ち上げが成功したことを受け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の奥村直樹理事長や三菱重工業の鯨井洋一・航空宇宙事業本部長、山本一太・宇宙政策担当相などが4日、鹿児島県の種子島宇宙センターで記者会見した。(敬称略)
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鯨井 正常に「こうのとり」を軌道に投入できた。これでH2A、B合わせて20回連続での成功となり、成功率は96・2%となった。今後もわが国にとって重要な衛星の打ち上げが予定されている。さらに心を引き締めて、最善を尽くして、連続成功を続けていく。
奥村 こうのとりは順調に飛行しているが、これからISS(国際宇宙ステーション)にドッキングするという大きな仕事が残っている。成功に向け、気を引き締めていきたい。
山本 こうのとりは国際宇宙ステーションに多様な物資を運ぶ。今回の打ち上げを通じて、ISSの運用に我が国が大きな役割を果たすことを期待している。日本のロケット技術の信頼性の高さを示すことができた。将来に向けて、自律的な宇宙輸送能力を保つために重要だ。
今回は天気が良かったせいか、長くロケットが見えた。非常にラッキーで、打ち上げの詳細をかなり見ることができた。打ち上げの時間も極めて正確だった。過去10回ではほとんどこういう形で打ち上げていると聞いた。世界に例のないこと。発射時間の正確さは日本の強みだ。
――外国のロケットと競って人工衛星の打ち上げを受注するために、どんな戦略を描いているか。
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