川内野菜を試験販売 村内初の「工場」で栽培
川内村初の野菜工場「KiMiDoRi」が生産した野菜の試験販売が3日、郡山市のヨークベニマル八山田店など同社の県内5店舗で始まった。
商品名は「ミックス10」。同工場で育てられたサニーレタスやルッコラなどのカット野菜10種類が入っており、大小2つのサイズがある。八山田店では遠藤雄幸村長が商品売り場の前でPR活動し、「お客さんが川内村の野菜を買っている姿を見て胸が熱くなった。復興に向けて一歩踏み出せた」と語った。
同工場は今年4月下旬に稼働し、7月中旬には業務用として関東地方に出荷を始めた。一般用として販売するのは今回が初めて。今後は、売れ行きなどを見ながら販売店舗や取扱商品の拡大を目指すという。
( カテゴリー:主要 )