全国のブランド地鶏PR 川俣シャモなどで20メートルのやきとり 東京
全国のブランド地鶏の生産地が協力し復興を支援するイベント「世界最長級の絆やきとり」は3日、東京都千代田区の東京サンケイビルで開かれ、川俣町の「川俣シャモ」や会津若松市の「会津地鶏」を使った長さ約20メートルの焼き鳥を焼き上げた。
ブランド地鶏を生産している市町村でつくる「セカチョウ連合」などの主催。復興支援を兼ねたブランド地鶏のPRイベントとして、川俣町と会津若松市、北海道美唄市、和歌山県日高川町、山口県長門市の5市町が中心になり初めて開いた。
実行委員長の斎藤正博川俣町農業振興公社社長の合図で、約40人が5市町のブランド地鶏を刺した串を網の上に載せ、炭火で丁寧に焼き上げた。参加者ができた焼き鳥を5秒間持ち上げ、20・06メートルの記録が発表されると、会場中に大きな拍手が起きた。
斎藤実行委員長は「各生産地の心を一つにして達成することができた。今後も協力して地鶏をPRしていきたい」と語った。
セカチョウ連合によると、一本の竹串で焼く焼き鳥の最長記録は、北海道美唄市の24・83メートル。
( カテゴリー:主要 )