新幹線を「あさま」に乗り換え、数多くの文豪が
愛した軽井沢に向かう僕。本の原稿を書くために
行くのではなく、まさかの「家族サービス」です。
うちの両親と、うちの弟夫婦と、姪っ子たち。
みんなで旅行するのが両親の夢だったため、
僕も付き合うことになりました。
ベタに軽井沢っぽい道を歩き、姪っ子たちと
公園に行って、すべり台で遊ぶ幸せな一日。
やっぱり僕は、講演よりも公園が好きです。
いつになく幸せを感じる時間・・・。
たまには、こういう公園で遊ぶのもいいですね。
僕がTwitterをお休みし、ブログでは通常営業で
ネタを綴っているのに、毎日、ウンコを投げてくる
クズがいる現実。殺伐とした世界に生きている
僕にとっては、魂が潤う時間でございます。
この日は、そのままペンションで、ディナーを
いただきまして、ブログ用に画像を加工したり、
ウダウダとネタを考えているうちに寝てしまう、
平和な一日を過ごしてしまいました。
僕がサスペンスドラマの主人公なら、さっそく
どこかから悲鳴が聴こえ、駆けつけてみると
密室殺人が起こっているところなんですが・・・。
「犯人はこの中にい・・・、おい、オマエ、
ものすっごい返り血浴びてんじゃん!」
「すみません、私が殺しました。」
「おい、早えぇよ! まだ15分しか経って
ないだろうが! 出直してこい、バカタレ!
執事である俺が、お嬢様と一緒に事件を
捜査して、謎解きに謎解きを重ねた後で
オマエが出てくるんだろうが、バカタレ!」
「でも、私が殺したんで。」
「自首してんじゃねぇよ! これのために
営業の人たちがどれだけスポンサーさんに
頭を下げたと思ってんだよ! とりあえず、
1回シャワー浴びて、血を洗ってこいよ!」
やはり、迷宮入り一歩手前の事件のようです。
犯人も、そして、犯人がどうやって密室空間を
作り上げたのも、何から何まで謎・・・。
「釣り糸を使いました。」
「えっ、マジで? 釣り糸? どうやって?
あー、なるほどね。ここに釣り糸を通して、
うおぉぉぉぉ、すげぇ! 扉閉まるじゃん!
って、待て待て待て、おい犯人、バカ野郎!
お嬢様と楽しく推理する時間を返せよ!」
「でも、釣り糸を使いましたんで。」
「オマエ、言っちゃうなら、密室にする
必要なくね? トリック教えてくれたのは
サンキューだけど、みんなの前で言ったら、
『あぁ、あの執事・・・、トリック知ってるのに、
わざと迷ってるわ』みたいになっちゃうだろ?
考えろよ、楽屋で教えようぜ、そういうの!」
「でも、どうせバレるかなと思ったんで。」
「そりゃバレるよ。トリックを解き明かして、
みんなから『すげぇ!』って言われるのが
このドラマの肝なんだから。みんなが俺の
キメゼリフを期待してるんだぞ!」
「失礼ながら、お嬢様の目は
プチ整形でございますか?」
「化粧のほとんどをアイプチにかけてた
彼女が、夏休みを挟んで、急にパッチリ
お目目になって現れた時の衝撃たるや!」
残念ながら、特に殺人事件が起こるでもなく、
普通に、まったりとした時間を過ごしてしまい、
ネタになるようなことはありませんでした。
仕方ないので、今日は、さっそく本編です。
今日も、全国の美人奥様から送ってもらった
洗濯クズから、空気の汚染を調べてみます。
その名も、「けだまプロジェクト」。
今回は、かなり注目度が高いと思います。
選挙期間中に、僕に会いに来てくれた人が
最も「どうなんですか?」と質問したエリア!
(※クリックすると、拡大できます。)
東京都世田谷区給田。
おそらく、東京都内の中でも、最も放射能に
関心が高いエリアは、世田谷区だと思います。
「けだまは、どうですか?」と質問してくださる
奥様に、「どこに住んでいますか?」と聞くと、
かなりの確率で、「世田谷区」と言われました。
実は、世田谷区あたりは、かなり微妙です。
検出できるか、検出できないかギリギリの所。
また、エリアも広いので、詳細な検査が必要に
なると考えていますが、まずは1地点を公表し、
皆さんに考えていただきたいと思います。
結果は、このようになりました。
(※クリックすると、拡大できます。)
今回も、セシウム137だけ検出されましたが、
改めて計算してみると、このような結果でした。
1.0Bq/250ml
実は、意外と低い数字じゃないという現実。
やはり安全を考えるのであれば、東京都内も
風の強い日にはマスクをした方が良いという
結論を導き出せるのではないかと考えます。
(※クリックすると、拡大できます。)
このプロジェクトが、科学的な意味を持つと
困る人たちが、「洗濯クズなんか検査しても
意味がない!(キリッ」と言うと思うんですけど、
適当に吠えておいていただきましょう。
ちなみに、「市民測定所が、ちだいに近づき、
危険を煽る方向に進もうとしてる!(キリッ」と
アホな発言を繰り返しているようなんですけど、
僕は、いろんな市民測定所の方と仲良しです。
例えば、「東京は、どれくらい危険か?」という
話をすれば、当然、市民測定所の方と話をしても
考え方に差はあると思うのですが、対立したりは
しません。違う意見であっても、お互いにデータを
見せ合い、情報交換することが大切だからです。
結果は、誰にも分からないわけです。
ただ、どうやら深刻そうであることは確かであり、
何も起こらないことを祈るばかりなんですけど、
祈るばかりでは、何も解決しないのも事実です。
だから、ひたすら現実を調べるしかない。
このブログのアクセス数が、2年経った今でも
右肩上がりで伸びているのは、こういう意見に
賛同してくれる人が多いからだと思うのです。
1人でもいいから健康被害を未然に防げるよう、
これからもデータを示し続けようと思います。