被爆体験を伝えるマンガについて紹介する五日市(広島)の番組が、会場で流された。放送部員が持っているのは印刷したマンガ=長崎県諫早市 |
【星賀亨弘】長崎県で開かれている第37回全国高校総合文化祭(文化庁など主催、朝日新聞社など特別後援)で3日、広島での被爆体験を若い世代に伝えようとインターネット上にマンガを発表している試みを、広島の高校生が番組にまとめ、発表した。
総文祭ページはこちら五日市(広島)が放送部門に出品した番組「キオクヲツナグ」。静止画像と音声で構成された5分間の番組で、広島電鉄の運転士をしていて当時17歳で被爆した児玉豊子さんのインタビューや、本人を主人公にしたマンガを紹介した。
現代的なタッチのマンガは「原爆に遭った少女の話」。児玉さんから話を聞いた孫が、カナブンというペンネームで描いている。