2013年07月26日

蒲田、大宮、川越、新宿

/愛犬の散歩/蒙古タンメン中本蒲田にて冷し味噌やさい/蒙古タンメン中本大宮にて湯麺/笑堂@埼玉県川越市にてつけそば/ムーンライトえちご/

 貯まり貯まった代休消化のため、休日の朝は愛犬の散歩から。
 昔ならば代休が取れるくらいなら初めっから休日出勤なんてしないよ的な空気がありましたが、今は昔、代休を取らせないのは上司の責任な空気に変わりましたね。
 まあ、会社や業界によるでしょうけど。

 さて、今回の青春18きっぷの旅はナンと本日から、ナンとって誰が驚いているんだよという話ではありますが。
 小田急線なら自宅最寄り駅から新宿まで定期券内なのでどこからJRに乗ってもいいけど、今回は登戸から。
 ムーンライトえちごは日付が変わるのが高崎なので、高崎までの(私の場合は新宿から)電車代1890円を普通に払うか少し(410円)もったいなくても残すよりいいと18きっぷ1回分で消化するかは悩みどころです。
 私の場合、都内や埼玉のお店を前日に回っておいて、少しでも元を取ろうという作戦。

 先ずは登戸から蒲田まで380円、駅から少し歩いて蒙古タンメン中本蒲田
 以前は土日限定訪問でしたが、最近は休日出勤の振り替え平日訪問が増えています。
 おお、これが噂のベンチですか。
 開店待ちや食後のちょっとした休憩に使えていい感じですね。
 店内に入ると女将さんが調理場に立っていて、噂には聞いていましたが実際に見るとちょっと足が止まってしまいました。

 ラーメンの調理は男女の違いは全くありませんけど、それは「調理」であって「営業」とはまた別、営業されるとなると長時間の立ち仕事はかなり辛いと聞きます。
 でもまあ、一介の食べ歩きニストがああだこうだ言うのもおかしな話、お店に食べに来て、心の中で応援することくらいしかできません。
 女将さんは最近になって調理を始めたようですが、女性ならではの調理の丁寧さも店長さんとはちょっと違うようです。

 程なくして冷し味噌やさい950円の麺少なめ、セロリ60円。
 久し振りに野菜普通にしたので半蒙古丼に盛り付けられた味噌やさいが個人的にとても新鮮、味は辛さ控え目で具材の重視の味付け。
 驚きのシャキシャキ野菜に舌鼓をうちつつ、麺を手繰ってスープに浸けて食べるととても美味しいです。
 ああ、これも美味しいあれも美味しいどれも美味しい、中本の冷し味噌やさい。

 途中からセロリをスープに浸けて食べてみるとこれまた美味しい、このセロリは全店でやればいいのにと思うけど、蒲田店だけやってもいいと思います。
 スルッと食べてしまってご馳走様、いつもいつも美味しい冷し味噌やさいをご馳走様でした。

 食べ終わってちらちらと蒲田を散策しつつ、これからのみの振り方を考えます。
 電車代を気にしなくていいのだから、奥多摩とか山梨とか千葉とか行きたい放題ですが、明日からのことも考えないといけません。
 蒲田から上野まで290円、駅から少し歩いて国立科学博物館にて特別展深海、休日だともの凄く混むので平日に来られて良かったです。
 サブタイトルはダイオウイカに会える、ですけど生け捕りして飼育しているワケではありません。

 全体的に「人間と深海」という構成になっていて、深海の定義、温度や塩濃度変化、深海探索艇の歴史としんかい6500の説明、実寸大の模型が展示されています。
 後半に深海の生物が紹介されていて、800メートルくらいまでは網ですくって捕獲するのは驚いたな。
 光が届かなくても、酸素がなくても、生物は生きていかれるんだ、子孫を残していけるんだ。
 お目当てのダイオウイカは5メートル級のがホルマリン漬けで横たわっていて、後は模型とテレビでも放映されたビデオの紹介。

 圧巻はお土産売り場にあった約6メートル実物大のダイオウイカぬいぐるみ(定価20万円)、自宅に買っていて可愛がる人もいるのだろう。

 あまりにも暑かったので、上野公園内のスターバックスで一休み。
 なにやら果汁ジュースの試飲を進められたけど、スターバックスに来たら珈琲を飲むと決めつけているオレは、まだまだ珈琲初心者。

 上野から大宮まで450円、駅から少し歩いて蒙古タンメン中本大宮
 平日のこんな時間は店内がらがらでしたが、顔馴染みの店員さんに特に何も聞かれず。
 ブログで平日の昼間にラーメンを食べたと書いただけで大問題なのに、ラーメン屋さんの店員さんはあまり気にされていない様子(当たり前だよね)。

 見慣れない女性店員さんがいて、なぜか見慣れた女性店員さんがいなくて。
 うーん、俺の記憶違いか、世の中で一番あてにならないのは自分の記憶だよな。
 まあ、誰が働いていて誰が辞めたとか、たまに食べに来る私にとってはどうでもいいことだよな。

 程なくして湯麺730円の麺少なめ。
 中本は辛い料理がメインですが、一部、「非辛」と呼ばれている唐辛子を使っていない料理もあって、その中の一品です。
 スープと一緒に炒めた野菜が美味しさのベースでありますけど、炒め野菜の美味しさが堪りません。

 しっかりと茹でられたサッポロ製麺の中太麺がちょうどいい感じでスープによく合います。
 サイドメニューでお願いしたメルマガサービスのプチ麻婆丼、いつもはライスを抜いてもらうのですが、今日はそのまま頂きました。
 スルッと食べてしまってご馳走様、また、食べに来ます。

 ムーンライトの発車時間までまだ余裕があるので、ちらっと川越まで。
 大宮から川越まで320円、一度行ったことのある店(一度振られたことのある店)なので道順は覚えていますが、自分の記憶が一番あてにならないので、グーグルマップで調べてから。

 笑堂@埼玉県川越市、夜営業が始まったばかりの時間でしたが、1人先客がいらっしゃいました。
 とりあえず店内に入って、って、半歩もしないで椅子、一歩もしないでカウンター台、見た目通りの狭いお店ですね。
 6席の右手に先客がいらっしゃったので左手に座り、カウンター台のメニューを見てオーダーしました。

 メニューは豚そばとつけそば、小さい字で支那そばも書かれていて、初訪ならばどう考えても「博多直送の極細麺をカタ麺で提供」の豚そばを食べるべきだと思うのですが。
 冷茶を頂きながら、FMを聞きながら、「極太麺につき茹で時間を頂きます」を読みながら、10分ほど待ちました。

 つけそば850円、先に「お熱いので気をつけて下さい」とつけ汁、続けて麺皿、いずれもカウンター台越しに渡されました。
 噂に違わないぷりっぷりの極太麺はうねうねとくねっていて、ぎゅっとつまった小麦粉の香り、きっちりと冷水で締めてあります。
 箸でさっと探ってみると、どちらかというとさらさらのつけ汁は豚骨、鶏ガラ等々丁寧に煮出したスープに魚粉を強めに効かせてあります。

 とろっとろのチャーシューと柵状のメンマがつけ汁に沈めてあり、青ネギとなるとが浮かせてあります。
 麺をつけ汁に浸けて食べてみると、懐かしささえ感じる伝統的な美味しい味わい、いいなぁ。
 歳を取ったこともあってどうしても濃厚なんたらかんたらはきついけれども、この味わいはドンピシャ、これで750円ならばなぁ。
 ああ美味しかった、ご馳走様でした、割りスープ忘れちゃったけどあったのなかなぁ。

 小江戸と呼ばれる街並みをちらちらと楽しみながら、駅まで戻ります。
 なんか土日がお祭りみたいだけど、前回もお祭りだったような。

 川越から新宿までは東武東上線を使った方が安くて早いけど、JRで740円。
 今夜は夜行なのでシャワーも浴びられないから、グリーンプラザで身綺麗にして。
 お金もないから飲みも行かず、年に数百回は利用する新宿駅にある地下通路、一度歩くかあるかないかの通路を通って5番線ホームへ。

 ムーンライトえちご、ついに夜行電車は青春18きっぷの販売期間に合わせた運行計画になってしまいました。
 新幹線や飛行機の利便性が高くなっている現代では「なにも夜行で行かなくても」という。
 ええ、十分分かっていますけど、オレは夜行で行きたいんだよ。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
昔の中本なんて「おばさん」が普通に蒙古タンメンを作ってましたよね?
もしかしてその時代を知らないんですか??
Posted by たかひろ at 2013年07月28日 10:37
私も大宮の中本に行って来ました!
Posted by at 2013年08月02日 19:56
たかひろさん

 コメントありがとうございます。
 まさかと思いますが、先代の中本正さんが営業されていた中国料理中本と、2代目の白根誠さんが経営されている蒙古タンメン中本を、同一視されていませんよね。
Posted by ふらわ at 2013年08月03日 01:17
桜さん

 中本、行かれましたか。
 どこかの支店でお会いできたら嬉しいですね。
Posted by ふらわ at 2013年08月03日 01:20
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/71434738
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック