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【スポーツ】沙羅 2位完敗 19歳伊藤がV2013年8月4日 紙面から ◇宮の森サマージャンプ大会
ノルディックスキーの宮の森サマージャンプ大会は3日、札幌・宮の森(HS100メートル、K点90メートル)で行われ、女子で昨季ワールドカップ総合女王の高梨沙羅(クラレ)は94メートル50、95メートル50の245・5点で2位に終わり、連覇を逃した。19歳の伊藤有希(土屋ホーム)が合計255・0点で4年ぶり2度目の優勝。男子はベテランの岡部孝信(雪印メグミルク)が制した。 1本目、2本目ともにK点を越えた。着地に失敗したわけでもない。「悪くはなかった」。所属先の代表を務める父・寛也さん、山田いずみコーチが口をそろえた。それでも負けた。なぜ。高梨の結論は明瞭だった。 「ここが悪かったという原因は見当たらない。完全な実力不足だなと。まだまだ努力が足りないなと思っています。もっと練習しないといけないし、もっと気持ちを強く持たないといけない」 課題としてきたテレマーク。この日は評価が分かれた。顕著だったのが2本目。5人の審判の採点は16・5点から18・0点まで差がついた。優勝した伊藤の点数が18点台で一致していたのとは対照的だった。 アクシデントにも見舞われていた。7月14日の全日本サマージャンプ朝日大会で優勝した後に靴が破損。足のサイズは24センチだが、手元に予備としてあった23・5センチの靴を使わざるを得なくなった。この日も代用品。フィットしてはなかった。 それでも本人は言い訳しない。「一から考え直さなくてはいけないと思い知らされた。またゼロから、原点に戻ってやり直したい」。原点とはシンプルに楽しむこと。「悪いところを見つけるんじゃなく、いいところを一番に考えようかなと思います。しっかり楽しんで飛びたい」。発想を転換し、4日の大倉山大会に臨む。 (高橋雅人) PR情報
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