櫻井＆北川　映画「謎解きは−」スピンオフ熱望　公開初日舞台あいさつ

　嵐の櫻井翔（３１）の主演映画「謎解きはディナーのあとで」（土方政人監督）が３日、公開初日を迎え、東京・ＴＯＨＯシネマズ六本木ヒルズで舞台あいさつが行われた。全国７５の劇場で同時中継され、その観客総数は６万１６００人。３月の公開時に同じく舞台あいさつを中継した「プラチナデータ」の６万人（７２劇場）を抜いた。

　北川景子（２６）演じる令嬢刑事とコンビを組む毒舌執事役の櫻井は、「たくさんの伏線が絡み合ったこの作品。一度しかご覧にならないとは…お客さまの目は節穴でございますか？」と、劇中さながらの毒舌で観客を沸かせた。

　テレビドラマが映画化され、椎名桔平（４９）演じる「風祭警部」が主役のスピンオフ（派生）作品も制作された。櫻井は「作品に広がりが出てうれしい。何度でもやろうと思ってますよ」と宣言。北川が「私もやりたい！」とスピンオフを希望すると、櫻井が「その際はぜひ私も」と名コンビらしく応じたが、生瀬勝久（５２）は「それ、本編じゃないですか…」と冷静に指摘して笑わせた。