中国副主席:鳩山元首相と会談 「日本は過去忘れずに」
毎日新聞 2013年08月03日 23時57分
中国の李源潮国家副主席は3日、北京で鳩山由紀夫元首相と会談し、新華社電によると「日本側が過去のことを忘れず、後々の戒めとするよう希望する」と述べた。終戦記念日の15日を控え、日本の閣僚らによる靖国神社参拝の動きをけん制したものとみられる。
李氏は「中日関係は深刻で困難な状況に直面している」と指摘。両国間の問題解決に向け「双方が歴史と現実を直視し、歴史を教訓とした上で、未来に向かっていかなければならない」とし、歴史問題にこだわる中国側の姿勢を強調した。(北京・共同)