政治【主張】河野談話20年 偽りの見解を検証し正せ 慰安婦は「性奴隷」ではない+(1/4ページ)(2013.8.4 03:13

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【主張】
河野談話20年 偽りの見解を検証し正せ 慰安婦は「性奴隷」ではない

2013.8.4 03:13 (1/4ページ)主張

 いわゆる「従軍慰安婦」の強制連行を認めた河野洋平官房長官談話の発表から20年たった。この間、事実誤認が明らかになり、強制連行説は破綻した。しかし、談話は見直されないまま存続し、今も日本の近隣外交を縛り、教育現場に深い傷痕を残している。

 安倍晋三政権は、早急に河野談話を検証するとともに見直しに着手すべきだ。

 河野談話は宮沢喜一内閣が退陣し、細川護煕氏が首班の非自民6党連立政権が発足する直前、平成5年8月4日に出された。

 ◆「強制連行」裏付けなし

 談話は「従軍慰安婦」という戦後の造語を使い、その募集について「官憲等が直接これに加担したこともあった」と日本の軍や警察による強制連行を認める内容だった。河野氏も会見で「強制連行」があったと明言した。

 しかし、それまで宮沢内閣が約1年半かけて内外で集めた二百数十点に及ぶ公式文書に、強制連行を裏付ける資料は1点もない。

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