Updated: Tokyo  2013/08/04 05:26  |  New York  2013/08/03 16:26  |  London  2013/08/03 21:26
 

中国株(終了):小幅高-規制緩和観測で不動産が高い

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  8月2日(ブルームバーグ):中国株式 相場は小幅高。中国経済の成長鈍化を受けて当局が不動産業界の規制緩和に動く可能性があるとの観測が高まり、関連銘柄が買われた。一方、ヘルスケアや電力株は下落した。

1カ月ぶりに取引が再開された不動産開発の新湖中宝(600208CH)が大幅上昇。同社取締役会は第三者割当増資の実施に向け当局の承認獲得を目指す計画を明らかにした。

製薬会社の華蘭生物工程(002007 CH)は2.2%下落。年初来騰落率はプラス34%に縮小した。華能国際電力(600011 CH)は1.3%安。前日は3週間ぶりの大幅高となっていた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する上海総合指数 は前日比0.35ポイント高の2029.42で終了。今週は業種別で不動産株指数が4.4%上昇した。

上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数 は前日比0.1%高の2247.26で引けた。

精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO)は「成長のてこ入れに向けて当局が不動産開発会社の借り換えを近く容認すると投資家は期待している」と述べた。ただ、「資金調達の規制解除について証券監督当局からは何も示唆されていない」とも語った。

原題:Most Chinese Stocks Rise as Developers Gain, DrugmakersDecline(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:北京 Aipeng Soo asoo4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Michael Patterson mpatterson10@bloomberg.net

更新日時: 2013/08/02 17:21 JST

 
 
 
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