医師が告白する癌治療の真実
【「末期がんでもあきらめないで! 可能性いっぱい」より 】
日本の医療(がん治療)について
以前紹介したブログ記事ですが、できるだけ多くの人に紹介したい内容ですので、もう一度貼り付けます。
私は、何度もうなずきました。長文ですが、ぜひ読んでください。
(元記事は「医師が告白する “癌治療の真実” =【副島隆彦コラム】より」です)
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副島先生のお言葉に甘えて、癌医療に関してもう一言いわせていただきます。
実名で投稿したいところですが、賤しくもまだ当院は保険診療の恩恵を賜っており、今後、保険医を取り消される恐れがありますので、混合診療が解禁になる今しばらくの間はペンネームでの投稿をお許しください。
昨日、★阿修羅♪ 掲示板「クスリ地獄」のコメントにも掲載させていただいたように、私は勤務医時代に数百人の癌患者を抗がん剤や放射線治療で死に追い遣ってきました。もちろん、専門医として「治療マニュアル」に準じて適正に治療し、当時意図的に殺戮を企てたのではありません。
3大標準療法(手術・抗がん剤・放射線)が、BSC(ベスト・サポーティヴ・ケア)や養生中心の自助療法より劣るばかりか、養生も何もしない患者よりも短命になるとは、つい最近まで知りませでした。
当時は抗がん剤投与後、数か月だけでも癌が縮小した症例をモルモットのように集めて論文にしていました。
すぐ後には必ず患者様は亡くなられますので、たとえ遺族に「ありがとうございました」とお礼を言われても、偽りの業績がいくら増えても、いつも達成感のない罪悪感と無力感に苛まれていました。
数年前に開業してからは、手術適応がある初期の癌患者においても標準的な3大療法は行わない決意をしました。
養生や代替療法で、すべての皆様が快方に向かっていったわけではありませんが、抗がん剤を投与するより、患者の皆様は明らかに生活の質を落とさず、生き生きとした笑顔で長生きしていることを、癌から生還された患者様に教わりました。
癌拠点病院に3大療法の旨味だけ吸い取られた挙句に、「もう、ここでの治療はない」と放り出された末期癌患者でも、自助療法に気づかれた後、癌が縮小を始め、何年も以前より元気に生活されている方も何人かおられます。
癌の浸潤による血管や気導、消化管の狭窄や脳幹などの重要な臓器が圧迫され、あきらめきれない一刻を争う緊急時には、難度の高い手術に望みを託す場合もあるでしょう。
しかし、最近ではレントゲン技術の進歩とともに、無症状で取らなくても増大しそうにない微小な腫瘍まで取ってしまうケースが多く、「私の腕で、○例の患者を救った」などと難解な技術や症例を誇示したり、「癌はすべて取りきったので、これからは何を食べてもいい」という不勉強な医者がまだ存在するようです。
医療はマスターベーションのような学問やサイエンス止まりでは意味がありません。「科学的に議論しろ」という頭の良さそうなサイエンティストぶった医者は、毎日患者に触れたり、顔色をうかがい、肌や五感(六感)で病態を察知したりすることはまずありません。
機械の部品交換のように、目や画像で確認できる病巣だけをターゲットにした末端治療だけでは、いずれまたどこからか癌は再発をしてきます。
先の御投稿のように、「この治療で治る見込みがあるのか」「何もしない場合に比べて、余命(サバイバル・タイム)延長など、この治療は有効性が認められているのか」「重篤な副作用や致死に対して、どう対処するのか」を対等な立場で、治療前に医師に問いただすことが大切です。
「夢の新薬」を待たれている患者様のお気持ちは少し分かりますが、厚労省も FDA の如く新薬をスピード認可することには慎重になっていただきたいと思います。逆に、有害な薬の認可をどんどん取り消していくことが数十兆円の医療費削減につながると思います。
癌治療後1か月以内に死亡した症例は、死因にかかわらず、すべて報告し公表する制度にすれば、医療サイドを処罰するまでもなく、自らの戒めになって、確実に不要な治療は減っていくでしょう。「○○癌の病院ランキング」などという虚偽の症例数を競うランキングが、ガラガラと崩れ落ちるかもしれません。
医者などの治療家はあくまで、患者に生きる活力・エネルギーを与えたり、患者の自然治癒力を上手く引き出すためだけに存在しえます。
「自分が治してやった」と言う傲慢な医者は論外です。
いくつになっても「自分はまだまだ」だと治療を探求し続け、既存の医療を捨てる勇気を持って改革していける意識が治療家には必要だと思います。
誰もが病気の宿命と養生や自己治療ができることに目覚めることによって、我々医師たちが廃業してしまう未来を楽しみにしております。
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西洋医学は対処療法です。
胃が悪ければ、胃を対処療法で治療します。
肝臓が悪ければ、肝臓を治そうとします。
心臓が悪ければ、心臓を一時止めても手術したりします。
なんという野蛮な治療をするのでしょうか。
しかし、科学という、物質を細分化して解明しようとする学問から派生している西欧医学では仕方のないことなのでしょう。
ご存知のように、胃や肝臓や心臓は臓器自体が働いているわけではありません。
自立神経という神経系統が、眠っている間も人間の意識にかかわらず、これらの臓器を死ぬまで休みなく動かし続けます。
つまり、五臓六腑、筋肉、脂肪、人間の肉体すべては神経系統が生かしていると言ってもいいのです。
その神経系統をつかさどっているのが、人間の「こころ」です。
つまり、究極を言えば、肉体の病気は「心」と呼ばれているものでコントロールできるものなのです。
私は「癌」というものは、人間の肉体にはつきものだと思っています。
私もそろそろ還暦ですが、今まで何度も癌細胞が体内にできていると思っています。
いや、今でもあるのかもしれません。
しかし、ほとんどは人間の免疫系が抑えているのだと思います。
検査での早期発見で見つかったとしても、そのままにして置くつもりです。
15年程前ですが、叔母が癌になりました。
身寄りがなかったので、私が病院へ行きました。
腎臓癌を宣告され、即刻、腎臓1つを摘出するというのです。
私は反対し、生意気にも泌尿器医だった副院長に「あなた方に癌が治せるのですか?」と聞いたら、副院長は顔を真っ赤にして怒っていました。
婦長さんが驚いて、私の顔を見ていました。
肺、肝臓、リンパに転移しているので、手術が成功しても、長くて6ヶ月、早くて2ヶ月の命だと言うのです。
彼らは、製薬メーカーの言われるままに、患者を抗がん剤漬けにします。
癌細胞を殺してしまうほどの強烈なものが、正常な細胞を壊さないわけがありません。
癌細胞に効果があったというデータが欲しいだけで、患者がそれで死んでも平気です。
癌患者は言われるままに抗癌剤漬けにされ、半年、1年で死んでいきます。
病院はそれらのデーターを見せ、自信を持って「あと半年」「あと2ヶ月」と宣告しているのです。
それらのデーターは、抗がん剤という猛毒を用いた場合の人間の耐え得る期間と言うことでしかありません。
医者も看護婦も、それに気づかないわけがないと思います。
いつの日か、これらのことが世に知られたとき、「あの時代は仕方がなかったのだ」とも弁解するつもりなのでしょうか。
60代中頃だった叔母は手術を受けたいと言うので、「抗がん剤」を使わないという条件で承諾しました。
その後、肝臓も半分取られました。
それでも私は、絶対に抗がん剤は使わせませんでした。
大病院に行きづらくなった叔母は、町医者へ行っていました。
しかし、文句も言いませんでした。
なぜなら、自分と一緒に入院した自分より軽い人たちも、皆、死んでしまっていたからでした。
その後、7年程生存して、最後はがんセンターに入りました。
そこの先生が「全身が癌だらけなのに、なぜ生きているのか。それも、まったく痛みを訴えない」と驚いていました。
私が「それは、抗がん剤を使っていないからですよ」と言ったら、嫌な顔をしていました。
叔母は、最後は老衰のように安らかに逝きました。
2回の大手術をしてなかったら、まだ生きれたのではないかと思っています。
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皆さん、読まれてどう思い、どう考えますか?
中には、嘘だとお怒りになる人もいるでしょうけど、私はこの先生のお話がスゴく良くわかりますし、この先生のような方が今の日本の医療を変えてくれる事を期待したいところですが・・・。
今、まさに癌と闘っている患者さんは、自分の考え方や視点を変えることこそが、生きる可能性を繋ぐことだと思います。
この記事を読んで理解して、そんな目で今の医療をもう一度見つめて見てください。
そして、この先生が仰っている内容、私がこのブログで紹介している内容を自分自身でネット検索して立体的に理解してみてください。
必ず、何か見えてくると思います。
医師が告白する癌治療の真実 【日本の癌医療について】
2013年06月25日
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