とらじろうに保健所が立入調査!衛生面でも問題に
「Shareee」で販売された割引クーポンをきっかけに、店主の接客や二重価格表示疑惑が話題になった、神奈川県川崎市の「鉄板洋食や キッチンとらじろう」。同店に対して、保健所の立入調査が行われていたことが発覚した。同店のブログに掲載されていた画像から判断して、衛生面でも問題があるのではないかという指摘が続出したことが発端となった。
このたび、当サイトでは保健所に通報した人物と接触することに成功した。当該の人物を通じて、保健所とのメールでのやり取りの記録を全て入手した。調査を担当したのは、川崎市川崎区の川崎保健所(川崎区役所保健福祉センター)だ。2013年2月17日、店主の立会いの下で調査が行われた。その結果、店内は不衛生であると保健所は判断し、清掃や整理整頓の徹底を指導した。
傷だらけで絆創膏を貼ったままの手で店主が調理していると思われる画像に関しても、事実確認が行われた。調査の時点で傷は完治していたが、今後は注意するよう指導したという。また、上記の画像では、調理場に置かれたタバコの箱や吸い殻の入った灰皿が写っていた。調査時に灰皿を実際に確認し、そこでは喫煙しないよう撤去させたとのことだ。
保健所では、衛生面での改善の有無を再確認する予定であるという。しかし、今回調べた項目以外にも不衛生な点があるとして、より詳細な調査の依頼がなされている。その他、店主がブログで言及していた店内外の設備に関する事柄や、クーポンの価格表示の問題も、各所への通報が行われている。
神奈川県県民局くらし文化部消費生活課では、価格表示の件を調査する。さらに、衛生面での問題について、同課と川崎保健所との情報の共有もなされている模様だ。店の様子を定期的に観察し、現場の画像をネット上に掲載する人々も現れるなど、問題の長期化は必至である。
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高橋
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