会津乗合自動車、みちのり傘下に バス路線や雇用は維持
地域経済活性化支援機構(瀬谷俊雄社長)の下で経営再建中のバス・タクシー会社、会津乗合自動車(本社・会津若松市)は、みちのりホールディングス(HD、本社・東京)の傘下に入ることが2日決まった。
同日、支援機構が会津乗合自動車の全株式をみちのりHDに譲渡する契約を結んだと発表した。譲渡は30日付。
みちのりHDは現在、福島交通(本社・福島市)など東北・関東の4つのバス会社を子会社として経営している。会津乗合自動車は平成22年12月の支援決定後、コスト削減などで2年連続黒字を計上し、再建が順調に進んだ。会津乗合自動車の福田正社長(61)は留任し、会長にはみちのりHDの松本順社長(51)が就く予定。
同日、関係者が会津若松市内で記者会見した。バス路線や雇用は維持するとしている。
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