由宇の『笑う 乳がん共存生活』

撮影、企画、シナリオライティング、乳がん闘病…。色んなことしてます。最近は、乳がん患者による&罹患女性のための「女磨きサポート』始めました!

mocca-usagiの投稿
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朝、娘の部屋を覗いたら、吐き出しだことで少し落ち着いたのか、久しぶりにぐっすり寝てた。


昨日、泣き叫ぶ事情が分かった時に、

「明日から1週間、学校を休んでも良し!」と許可を出した私。

『友達が心配するから、行く』という娘。

「心配させるために休むねん!」という私。

『もう大丈夫だから! 普通にできるから!』と泣きわめく娘。



そうはイカのキン●マなんじゃ!



娘が寝ているのを確認して、もしもウッスラ目を覚ましても聞こえないように、扉を全部閉めて学校に電話を入れる。

「今日から休ませます」

『あの……理由は?』

「ブスとかデブとか言われて、ネット上で悪口を広められて、吐くほど傷ついてるのに行けとは言えません!」


電話を取ったのは、教頭先生。
電話の向こうの空気が変わる。



その後、教頭やら担任やら部活の顧問やら……入れ替わり、立ち替わり電話が入って、病院の待合時間は待合室と出口を行ったり来たり。

移動中は、運転しながらイヤホンで。

撮影中は肩に電話を挟んで……。




学校は、その後、顧問や部長、マネージャーに事情を聞き、娘の誕生日にMIXIに書き込まれた一件だけは把握できた様子。

「だいたいの事情は分かりました」と担任から電話が入ったのだけど、なぜか、やけに明るく元気な声で、時々笑いながら説明してくれる。

1回の書き込みで大袈裟な…とでも思ってたみたいです。


『もう、ずっと前から続いているんですよね』

「誕生日は9月の終わりでしたよね?」

『それが起爆剤になっただけで、ブス、デブとからかわれてるのは、もう数ヶ月前からですよ』

いつでも元気で落ち込まないキャラクターを演じ続けた娘の演技は、大人達には見抜かれていませんでした。

ある意味、大女優!



再び関係者から事情を聞くということになり、また保留。

「私………仕事してるんですけど……。」





錯乱している娘を一人にするのは心配ということで、部活の顧問が昼に顔を出してくれたそうです。

夜になって、部活内での対応、学校としての対応について、顧問から事細かに報告が入っています。

「いじめ」に対して、学校はピリピリなんだね。



晩ご飯を食べながら、娘が「私っていじめられてるの?」と聞いてきた。

本人はいじめに遭っているとは思っていない。

「あれ? 本当に平気なんか?」と、私も拍子抜けするくらい。

でも、ご飯を食べているだけで涙が浮かぶし、学校の話をするだけで声が詰まる。



勝ち気なだけに、かなり長い期間、頑張りすぎてしまったんよね。

いじめの境界線は、いじめられている子供に「いじめられている」という意識があるかないか、いじめている子供に、いじめている認識があるかないか。

・・・・・・・・・じゃあ、ないんだよね。




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mocca-usagiの投稿
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私が子供の頃。

仲間はずれになったり辛いことがあって、家で泣いていると、私の父親は「お前が泣くから悪い」と、泣き止むまで怒鳴られ、ののしった。

自分に起きたトラブルは自分で何とかしろ!というのが、私の父親の考え方で、「生んでもらっただけで、ありがたいと思え」は、私が誕生日の度に言われた父親からの言葉。


親は何もしてくれない。
自分のことは自分で。

そうすり込まれている私だけど、目の前で錯乱している娘を見ていると、自分も苦しい。


何とかしてあげたいと思うけど。

何とかしてしまって良いんやろか。

子供のケンカに親が……ってことにならんやろか。




自分では、もう右左の判断がつかない、と判断して…

寝付けなかったので、布団の中からFACEBOOKに書き込んだ。



深夜だというのに、あっという間にいくつもコメントが入る。

親として子供を守りなさい。

親が思っているよりも深く、娘が傷ついてるよ。

とにかく、早く。




そっか。

私が出て行っていいんだ…というか、出て行かないといけないのか。




翌日、病院、撮影、原稿制作と忙しいのに、眠れないまま、朝日が昇るのを見てしまった。




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昨日は、名古屋まで撮影に行ってました。

帰りは事故渋滞で『歩いた方が早いんちゃうか???』という位のノロノロ運転。

途中、コーヒー休憩なんぞを挟みながら、ゆっくりゆっくり帰りました。



自宅に到着したのは11時頃。

子供達は、先に渡してあったお金で、自分たちの好きなように晩ご飯を済ませたはず……

はず……

はず……



台所に行くと洗い物が山積みで、渋滞で疲れていたし「洗っておいてくれたって、バチは当たらんやろ!」とイライラ・・・

すると、娘が部屋から出てきて、日本語だか何語なんだかわからん叫びを上げた。

こっちは渋滞イライラだし、娘は何語かわからんイライラで怒鳴り合いのケンカになった。




『毎日毎日、ブスとかデブとか言われて、めっちゃイヤやねん! もう、イヤやねん!! あぁぁぁlーーーーー! ぎゃーーーー!!!!』



洗い物でケンカしてるはずなのに、ブスとかデブって、何?????



『平気な顔してるけど、本当はめっちゃイヤやねん! 部活だって止めたいし、学校も行きたくないねん!!!!! わーーーー!!!! ぎゃーーーーー!!!!』


聞いたこともない大声で泣き叫び、トイレに駆け込んでゲーゲー吐く。

完全ブチ切れバージョンの娘。

唖然とする私と息子。




11時過ぎに、ご近所丸聞こえの大声で泣き叫びながら、ベランダに出たり自分の部屋に戻ったり。

自分がしている行動も理性も制御できていないことは、中学生の息子が見てもわかるくらい。

その後も、雄叫びのような唸り声と、何かが生まれるかと思うような叫び声が続き、ヒステリーを通り超えて錯乱状態。

自分でも何を口走ってるのか分かってないであろう、日本語になっていない。



実は、1ヶ月ほど前から異変には気づいてました。

2~3週間前からボ~ッとしていたり、学校から泣きながら帰ってきたり、私の顔を見た途端に泣き出したり…とかなり情緒不安定だった。

友達と出かける時は楽しそうなのに、家にいる間はずっと涙を流している。

「失恋か???……」




陸上部で投てき競技をしている娘は、細くて色白がかわいいと言われる現代に、毎日屋外で黙々と練習し小麦色の肌、体格もがっちり。

でも、練習とトレーニングの成果の筋肉であり、決して「デブ」じゃない。

誰から見ても「キレイ」と言われるような美人じゃないけど、可愛いと言ってくれる人もいる、愛嬌のある顔立ちだと、親の私は思っています。




9月の末、娘の17歳の誕生日。

友達も多く、部活で副部長を務める娘に、連絡網として使っているMIXIに部員や後輩、友達から、たくさんの「ハッピーバースデイ♥akn♥」のコメントが入った。

その中に、同じクラブの男子から
「たかがブスの誕生日におめでとうとか、めっちゃウザイし…」と書き込まれたらしい。




もともと勝ち気で男勝りの娘。

少々のことではへこたれないと思われているようで、以前から「ブス」「デブ」「バカ」と言われることはありました。

小学生並の嫌がらせだよね。

でも、勝ち気な娘は、周りから自分がどう見られているかを知っていて、「周りが期待する自分」を演じ続けてしまった。

もう数ヶ月も浴びせ続けられた「ブス」「デブ」「バカ」の言葉。

今まで精神力で何とか受け流してきた言葉も、誕生日の書き込みで崩れた。



一人の男子が書き込んだ「ブス」「デブ」を面白がって、それに便乗しはじめた複数男子。

結果、
娘は異性の視線が気になるお年頃の誕生日に、
何人もの男子から「ブス」「デブ」「ウザイ」の言葉をプレゼントされることになってしまった。




聞き出そうとしても言わなかった…言えなかったことが、私との親子喧嘩をキッカケに吐き出した。




数週間前から頭痛やめまい、吐き気を訴え続けていた娘。

「成り行きを見守ろう」なんて言ってる事態じゃない、「明日から1週間、学校を休むことを許可する!」と宣言した私。

『友達が心配するから、明日も行く! 普通にする!』と叫ぶ娘。

「心配させるためや!」という私。

『もう大丈夫だから!』と泣き叫ぶ娘。




さて、親として、どう対処するか……



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息子の懇談に行って来ました~♪



明るい引きこもり生活の私には、

この外の暑さが痛い!

じりじりと肌が解けていくよな感覚の中、

学校までの坂道をてくてく登る。



三者懇談で話したのは、息子の担任。

中学の先生とは思えないアゴひげ、口ひげ、ソフトモヒカンの若い男性教諭。

熱血漢とは聞いていたが……

暑い日に、更に熱いぜ!



先生から私の目の前に差し出されたのは、

先日のテスト結果が記載された用紙。



「シャツクール」していったワケでもないのに、

背筋がヒヤ~ッとした。



あっちゃ~~~~。

息子よ。




帰り道に説教でもしようかと思っていたら、

「あそこに友だちいるから、先に帰ってていいで」と逃げられた。




下の子ってのは、要領がいい!



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高校から陸上を始めた娘。

肩がいいらしく、先生の推薦もあって『やり投げ』を始めた。

今日は、そのやり投げで初めての大会出場。



何日も前から筋トレも毎日欠かさず、

始めての大会に緊張しつつ、

その緊張を楽しみにして頑張ってました。


今日から緊張もMAXアップ

朝、早起きして娘は先輩と大会会場へ。



会場が近くだから、競技時間に合わせて見に行こうと準備していたところへ

娘からの電話。

「わたし、出られへんねん…しょぼん



どうやら顧問の先生かマネージャーの手違いで

大会出場登録が漏れていた・・・・汗



ショックのあまり、電話の向こうで黙り込む娘。

涙をすする声だけが聞こえてくる。



この日を本当に楽しみにして、

弟と一緒に毎日トレーニングしてたから

それはそれはショックだと思う。


声がかけてあげられないガーン

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