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【神奈川】福島産農産物PR 県内初開催「安心して食べて」宮前
福島第一原発事故後、風評被害などで価格が下がった福島県産の農産物をPRするイベント「ふくしまの美味(おい)しい桃と夏野菜〜安全・安心の取り組み」が三十日、川崎市宮前区の商業施設「FUJI上野川店」で開かれた。福島県が進める「ふくしま新発売。」プロジェクトの一環で、神奈川県内では初開催。 イベントでは、福島県職員が農産物の放射性物質検査の取り組みなどを紹介。「基準値を超えたら、絶対に市場に出さないので安心してください」と呼び掛けた。イベント後には同県産の桃やキュウリ、米などがPR用に配られた。 「ふくしま新発売。」は二〇一一年八月に福島県の肝いりで立ち上げられ、同県や都内での店頭イベントのほか、津波や風評被害に遭った農家などを視察するツアー、農産物の試食会などを行っている。「実情を知っていただき、農産物をおいしく食べていただくことが、本当の復興につながると思う」と福島県農産物流通課の須賀美保子さんは話す。 「FUJI」を経営する富士シティオは、神奈川県内と都内の系列店四十五店で八月二日までの四日間、旬の福島県産青果物の特設販売コーナーを設ける。 (平木友見子) PR情報
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