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復興支援の居酒屋閉店 東京、利益全額を寄付

(08/01 00:51)

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県の郷土料理などを提供し、利益を3県に全額寄付する東京・新橋の「復興支援酒場銀座店」が1日未明、閉店した。昨年10月以降の利益200万円以上を3県に均等に寄付する。

 最後の営業となった7月31日も、地酒や郷土料理を楽しむサラリーマンや、被災地でのボランティア活動を通じて知り合ったグループなど計約70人が集まりにぎわった。

 福島県白河市出身で2011年夏から同県いわき市を皮切りに各地でボランティアに携わった会社員塩田宏美さん(34)は「東京にいながら支援できる場所がなくなるのは寂しいが、これからも被災地に寄り添っていきたい」と話した。

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