環境省は、東京電力福島第一原発事故で住民が避難した福島県の11市町村で行う国直轄の除染で、7市町村の作業を延長する方針を固めた。国が掲げる工程表では今年度中に終える計画だが大幅に遅れている。8月中に工程表を見直す構えで、地元へ説明を始めた。
延長の期間は1年間を検討しているが、それで全ての作業が終わる見通しはない。関係する市町村では、住民の帰還時期や復興計画に影響を与えそうだ。
環境省が2012年1月に公表した工程表は、放射線量が年間20ミリシーベルト以下の「避難指示解除準備区域」と、20〜50ミリシーベルトの「居住制限区域」について、今年度中に除染を完了するとした。
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