西原麻衣子さん=松江市朝日町 |
【宮野拓也】東日本大震災被災地の流木でつくったバイオリンの音色が、県内の高校生に復興支援の機運を広げている。昨年、松江北高が参加した「県災害ボランティア隊」。今年は、7月から8月にかけて、16校48人が宮城県南三陸町を訪れ、がれきの撤去作業などに汗を流している。
昨年10月、松江北高であった演奏会。卒業生でアマチュアのバイオリニスト、西原麻衣子さん(24)が、流木バイオリンで10曲を奏でた。生徒から「自分たちも被災地に貢献したい」と声が上がった。
河原一朗校長が県社会福祉協議会に相談して実現。昨年12月末、1、2年生25人と教員3人が参加した。「直接、被災地を見ることで、いろんなことを考え、感じたことが大きい。演奏会は生徒がそこに向かう大きなきっかけになってくれた」と、河原校長は振り返る。
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