米FRB、毎回のFOMC後に議長会見実施するべき=セントルイス連銀総裁
[ボストン 2日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は2日、バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見について、四半期に一度行っていることでむしろFRBの政策決定が歪められている恐れがあるとし、毎回の連邦公開市場委員会(FOMC)後に記者会見を行う必要があるとの立場を示した。
ブラード総裁はロイターのインタビューに対し、議長会見が予定される年4回のFOMCが他のFOMCと比べて過度に注目を集めていると指摘。「(議長会見が予定される)9月と12月のFOMCの間に、10月のFOMCが存在していないかのようだ」と述べた。
FRBが現在月額850億ドルのペースで実施している資産買い入れについて、市場では9月もしくは12月のFOMCで規模縮小が決定されるとの見方が出ている。この結果、10月のFOMCへの注目度は低下している。
ブラード総裁は「FRB議長は毎回のFOMC後に記者会見を行うことが望ましい。これによりすべてのFOMCが平等に扱われることになり、FOMCはある特定の会合で何らかの決定を行う、もしくは行わないなどの判断から解放される」と述べた。
バーナンキ議長が6月18─19日のFOMC後の記者会見で、経済の改善が継続すれば、年内に資産買い入れの規模を縮小することが適切と発言。市場に衝撃が走り、金融市場は世界的に大荒れとなった。
ブラード総裁は、議長会見が予定されているFOMCが過度に注目されていることで、FOMCが最新の経済指標から若干かい離した決定を下すこともあるとの見方を示し、6月のFOMCではまさにそうしたことが起きたとの見方を示した。
同総裁は、毎回のFOMC後に議長会見を実施することに対する支持はFOMC内でどの程度得られているのかについては言及を控えたが、「これが正しい道筋で、将来のFOMC像はこうあるべきだ」と述べた。
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