「小泉進次郎派」が旗揚げする日はいつか 再び勢いを取り戻す、自民党派閥の研究(上)
「小泉進次郎新党」の設立が、永田町で取りざたされています。
もちろん本物の政党ではなく、自民党内の派閥の話としてのことなのですが。
今回のコラムでは、そんな派閥について見ていきたいと思います。(なお、大好評だった小泉進次郎研究のコラムはこちら→「小泉進次郎の言葉は、なぜ人を引き付けるのか」、「小泉進次郎は、一段とすごい政治家になれる」
バラバラな議員をまとめるのは、権力という蜜の味
さて、派閥とは、出身・縁故・利害・政治的意見などで結び付いた人々が形成するグループであり、政党内の政党とも言える存在です。
自民党を中心に、どんな政党でも少なからず派閥というものが存在します。
民主党は、政権を獲得するためにいろいろな政党の出身者が集った寄り合い所帯であるという批判がありますが、その点では自民党も負けていません。保守からリベラルまで、さまざまな考えを持った議員の寄せ集めです。
バラバラの考えの議員をひとつにまとめるのは、ずばり「権力」という蜜の味です。たとえ考えが異なろうとも、ポストと予算の配分にありつくことができる与党であり続けたい、または与党になりたいという共通の思いが、接着剤になっているのです。
中選挙区制の時代には、ひとつの選挙区で複数人が当選するため、同じ政党でも各派閥がそれぞれ候補者を擁立していました。しかも実際の選挙戦では、他党の候補者との戦いよりも、同じ政党で他派閥の候補者との戦いのほうが熾烈を極めていたといいます。
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