記事に対する意見・ご感想や情報提供はこちらから
映像の投稿はこちらから
麻生財務相、「ナチス発言」を撤回 菅官房長官も撤回を進言
麻生財務相は、7月29日、憲法改正にからんで、「ドイツのワイマール憲法は、いつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか」と発言したが、激しい批判を受け、発言撤回に追い込まれた。
麻生財務相は「誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示として挙げたことは撤回したい」と述べた。
麻生財務相は、「憲法改正は、落ち着いて議論することが重要だと強調する趣旨だった」、「あしき例として挙げた」と釈明した。
発言について、菅官房長官は、「安倍政権として、ナチス政権を肯定的にとらえるようなことは断じてない」と説明する一方、公明党の山口代表は、「枢要な立場の方は、発言に重々配慮することが重要」とくぎを刺すなど、政府・与党内には、度重なる麻生財務相の失言に、あきれ顔といった人も少なくない。
菅官房長官は7月31日、すでに麻生財務相に撤回を進言して、安倍首相も「撤回は当然だ。早い方がいい」と語っていたということで、野党から議員辞職を求める声も出て、2日の国会召集を前に事態を収拾するには、撤回しかないとの判断に至ったもよう。
麻生財務相は「誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示として挙げたことは撤回したい」と述べた。
麻生財務相は、「憲法改正は、落ち着いて議論することが重要だと強調する趣旨だった」、「あしき例として挙げた」と釈明した。
発言について、菅官房長官は、「安倍政権として、ナチス政権を肯定的にとらえるようなことは断じてない」と説明する一方、公明党の山口代表は、「枢要な立場の方は、発言に重々配慮することが重要」とくぎを刺すなど、政府・与党内には、度重なる麻生財務相の失言に、あきれ顔といった人も少なくない。
菅官房長官は7月31日、すでに麻生財務相に撤回を進言して、安倍首相も「撤回は当然だ。早い方がいい」と語っていたということで、野党から議員辞職を求める声も出て、2日の国会召集を前に事態を収拾するには、撤回しかないとの判断に至ったもよう。
(08/01 16:55)