「日本の行方に警戒」“ナチス発言”海外にも波紋(08/01 17:59)
麻生副総理の発言は、海外でも波紋を広げ、問題視されています。
アメリカのユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は、「ナチス統治のどんな手法に学ぶ価値があるというのか。ひそかに民主主義を損なうことか」と疑問を呈し、麻生副総理の発言を批判しました。また、中国外務省は「ナチスを手本にして憲法改正を図ることを公然と発言していて、アジア隣国と国際社会は日本の行方に関心と警戒をせざるを得ない」とする声明を発表しました。国営新華社通信も「憲法改正の化けの皮がはがれた。日本の右翼勢力が立法の手順を変え、戦後路線を変更させようとする企みだ」などと厳しく批判しています。