官房長官「ナチス肯定しない」 麻生大臣発言撤回へ(08/01 12:36)

 麻生財務大臣が憲法改正についてナチス政権を例に発言した問題について、菅官房長官は「政府としてナチス政権を肯定することはない」と火消しに回りました。

 菅官房長官:「安倍政権として、ナチス政権を肯定的にとらえることは断じてないことは明らかにしたい。我が国は戦後、一貫して平和と人権を徹底的に擁護する社会を築き上げ、国際社会に貢献してきた」
 菅長官は31日昼に麻生大臣に電話をかけ、発言の真意をただすとともに「発言が誤解を受けている」として、問題の早期の収拾を迫りました。これに対し、麻生大臣は「静かな環境で憲法議論をすべきだというのが私の真意だ」と説明したうえで、発言を撤回することを決めました。政府は、麻生大臣が今回の発言を撤回したことで早期の幕引きを図る方針です。

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