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済美ナインが甲子園へ出発2013年08月02日(金)更新
4年ぶり5回目の夏の甲子園出場を決めた松山市の済美高校ナインがきょう、甲子園に向け出発しました。

きょう午前、済美高校の野澤善浩校長ら4人が県庁を訪れ、中村時広知事から校章を白く染め抜いたエンジの応援旗を受け取りました。

そして、中村知事が野球王国の歴史にふさわしい県大会の戦いぶりを振り返り、「全ての県民が、エールを送っていることを力に一戦、一瞬を勝ち抜いて下さい」と激励しました。

このあと済美ナインは、松山市役所前で開かれた壮行会に出席。

4か月前のセンバツ大会に続き今回も大勢の市民らが応援に駆けつけました。

壮行会ではまず、松山市の遠藤美武副市長があいさつした後、夏の甲子園大会の登録メンバー18人が背番号順に1人づつ紹介されました。

そして上甲監督らに花束が贈られたのに対しチームを代表して宇佐川陸キャプテンが「自分たちは目の前の一戦一戦をしっかり戦っていくだけと思っています。

その積み重ねが全国制覇につながると思ってます」と決意の言葉を述べました。

また、チームの大黒柱、157キロ右腕、安樂智大投手も「よしやってやるぞという気持ちと、松山市民の方々の応援というのがあらためて分かりました。

自分自身、精一杯頑張れるように全力で戦ってきたい」と夏の甲子園への思いを新たにしていました。

春のセンバツ大会では惜しくも優勝を逃した済美ナイン。

在校生や家族らおよそ200人を前に宇佐川陸キャプテンが「甲子園では皆さんの応援を力に変えてプレーしてきます」と力強く挨拶しました。

甲子園に向けきょう出発した済美ナインは、今月5日に行われる組み合わせ抽選に臨んだあと、8日の開幕に備えます。