できごと「都構想にNOを」「完全に裏切られた」堺市長選で竹山市長と橋下氏、対立激化 +(1/3ページ)(2013.7.31 23:21

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できごと

「都構想にNOを」「完全に裏切られた」堺市長選で竹山市長と橋下氏、対立激化 

2013.7.31 23:21 (1/3ページ)west政治

 堺市長選(9月15日告示、29日投開票)を控え、再選を目指す竹山修身(おさみ)市長と日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が対決色を強めている。4年前の選挙で橋下氏の応援を受けた竹山氏だが、大阪都構想反対を掲げ、今回は自民や民主など地元の反都構想勢力の結集を呼びかける。恩をあだで返された形の橋下氏は「完全に裏切られた」「今度は相乗りか」と怒りをあらわに。かつての蜜月が、敵意を増幅させている。

「黒い雲」

 「堺の空に大阪都構想という黒い雲がかかってきた。相手は強敵。政党、団体、市民の堅い絆でスクラムを組み、ノーを示す」

 7月27日、堺市堺区で行われた竹山氏の事務所開き。竹山氏は自民や民主系会派の堺市議、町会関係者らに訴えかけ、出席者たちと人さし指を突き上げ「堺は1つ」と唱和した。

 竹山氏は橋下氏が大阪府知事時代の府政策企画部長で、4年前の選挙では、自民、民主、公明の3党が事実上相乗りして推した現職らと対決し「橋下氏と共有する改革マインドを生かす」とアピール。橋下氏は、国政では与野党の関係にある政党が現職を相乗り支援する状況を「市民をバカにしている」と批判し、竹山氏の大勝を支えた。

 しかし、その後橋下氏が大阪都構想を掲げ、堺市も対象に含む考えを示したことに竹山氏が反発。竹山氏は大阪都の制度設計などを行う協議会への堺市の参加を拒否し、蜜月は壊れた。

“産みの親”橋下氏、怒り露わ「相乗り批判で当選、今度は相乗りか」

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