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ねじれ解消後初の臨時国会 きょう召集
8月2日 5時26分

ねじれ解消後初の臨時国会 きょう召集
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先の参議院選挙で、衆参のねじれが解消されて初めての国会となる、第184臨時国会が2日召集され、新しい参議院議長に、自民党から山崎副議長が、副議長に、民主党の輿石参議院議員会長が選出される見通しです。

自民・公明両党が参議院の「安定多数」を確保し、衆参のねじれが3年ぶりに解消された、先の参議院選挙を受けて、第184臨時国会が2日召集されます。
2日は、午前の参議院本会議で、▽新しい参議院議長に第1党となった自民党から山崎正昭参議院副議長が、▽副議長に第2党の民主党の輿石東参議院議員会長が選出される見通しです。
一方、参議院の17ある常任委員会の委員長ポストについては、与野党の協議の結果、▽これまで民主党の議員が務めてきた予算委員長をはじめ、9つの委員長を自民党、▽2つを公明党、▽5つを民主党、▽1つをみんなの党に充てることで合意しています。
17の委員長ポストの中には、どのポストをどの党に割りふるのかが決まっていないポストもあるため、さらに調整が行われる見通しです。
臨時国会の会期は今月7日までの6日間の予定で、政府・与党は法案などの実質的な審議は行わない方針です。
ただ、麻生副総理兼財務大臣が憲法改正に関連して、「ドイツのワイマール憲法も、いつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べたことについて、野党側は「ファシズムを正当化し、国際問題に発展しかねない重大な発言だ」などと批判し、麻生副総理が国会で発言の真意を説明するよう求めています。
政府・与党側は「安倍内閣がナチスを肯定的に捉えていることは断じてなく、麻生副総理もすでに発言を撤回し、説明責任も果たしている」などとして審議には応じない構えで、麻生副総理の発言を巡って与野党の駆け引きが続くことも予想されます。

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