「SPEEDA」を展開するUZABASE(ユーザベース)の梅田さんとお話しする機会がありました。いやー、こんなサービスあったんですね!
もっとも使いやすい、企業・業界分析ツール
「SPEEDA」はB2Bの企業・業界分析ツール。企業や業界の最新の情報を収集するプラットフォームで、日々の業務や意思決定をサポートしてくれます。証券会社の方や、経営企画に携わる方なんかが使うイメージですね。こちらの資料(PDF)によれば、月額は12万円とのこと。
あまり知られていませんが、日本の名だたる企業に導入されています。大手銀行トップ5社って、いわゆるメガバンクのすべてに入っているということですかね。
梅田さんいわく、「クチコミの力で売れつづけている」というから驚き。ぼくも大企業時代、この種のサービスを触ったことがあるのですが、SPEEDAは圧倒的に使い勝手がいいです。こんな良いツールが存在したんですねぇ。
さらに、契約者はユーザベースに所属するアナリストたちが日々アップデートする、「詳細な業界・企業情報」にアクセスすることができます。
これまで企業は自社でアナリストを雇用して分析させていたそうですが、ユーザベースに契約すればその必要性も低下するというわけです。
デモを見せていただいたのですが、アナリストが提供する情報、クオリティの高さには衝撃を受けました。こんなものが、日々更新されつづけているんですね…宝の山ではないですか。というか、これが課金ユーザーにしか見られていないというのは、社会的な損失とすら言えるのでは…。
ユーザベースは会社としても面白いカルチャーを持っているようです。代表インタビューがエンジャパンに掲載されているのでご紹介。
― 勤務時間は定めていないんですか?
勤務時間も決めていないし、出社義務もないですね。
もちろん服装は自由だし、サンダルで仕事をしている人もいます。
結果を残していれば、好きにやってくれていい。
七つの価値観が痺れます。「自由主義でいこう」!これはいいなぁ。体がふたつあったらここで働きたい…。
1. 自由主義でいこう
2. 創造性がなければ意味がない
3. ユーザーの理想から始める
4. スピードで驚かす
5. 迷ったら挑戦する道を選ぶ
6. 渦中の友を助ける
7. 異能は才能
採用も実施中。新卒・インターンも募集しています。興味がある方はぜひ。
引きつづき事業をガンガン拡大させていくようです。近々B2C向けにも面白いサービスも発表するとのことですから、そちらも楽しみです。続報は追って。
企業で業界分析なんかを行う立場にある方は、ぜひ無料トライアルを。メディアビジネスを展開している人も、1アカウント契約しておくと情報収集のあり方がガラッと変わると思いますよ。