妊娠が発覚した時、パパがやってくれたら泣くほど嬉しい7つのこと

「・・・赤ちゃんができたみたい。」
「・・・・・・!!」

初めての出産の時は、お互いわからないことばかりです。

私の場合、初めての妊娠・出産では、パパがあまり協力してくれず自分でインターネットを使って調べたり、お友達・両親に聞いたりしてとても大変でした (T-T)

そこで、自分の経験を振り返って「パパがこれをやってくれたら本当に嬉しかったなー」と思う事を7つの項目にわけてまとめてみました。 もちろんすべてパパまかせにせず、妻もできる範囲で協力することが前提です。

1.空気を読みながらの周囲への報告
2.出産育児一時金の手続き
3.産休に関する相談
4.出産する場所・方法を決める
5.赤ちゃん用品の準備
6.予防接種の最低限の知識を入れておく
7.パパにしてほしいこと・してほしくないこと

この7項目を抑えておけば、妊娠中の奥様の評価も急上昇間違いなし!。たとえ1項目だけでも良いので頭に入れておいて欲しいです。 妊娠中のママさんは、この記事を是非旦那様へ「これ読んでおいてね。」とさりげなく教えてあげて下さいね。

1.空気を読みながらの周囲への報告

・親戚や友人にすぐ言っちゃっていい?

嬉しくてつい言ってしまいたくなると思うのですが、経験上、両親やよほど親しい友人以外には安定期まで言わない方が無難です。安定期までは何が起こるか分からないからです。
※ちなみに安定期とは妊娠5カ月目(16週目)から。 つわりなど妻の体調が悪い時助けてもらうためにも、両親へだけは早めに伝える方が良いと思います。

・絶対に「勝手に」話さないでほしいな

夫の考えだけで勝手に話してしまうと、「なんで勝手に話してしまうの・・・?」・・・と喧嘩の元なので基本妻と相談した上で、流産など万が一の事も考慮して、その時の妻の気持ちを想像しつつ、両親や親しい友人以外には安定期まで口外は慎重にしてあげるとトラブルが無いと思います。

うちはパパが会社の飲み会で酔っぱらい、安定期前なのに勝手に周りに話してしまい、大げんかしました。

2.出産育児一時金の手続き

子どもが生まれるにあたり、誰もがもらえるお金です。

・子どもひとりにつき42万円が支給されます

子どもひとり出産につき、健康保険から42万円が貰える「出産育児一時金」という有難い制度が日本にはあります。もちろん双子だと倍の84万円が貰えます。

こういうややこしい制度の知識を少しでも持っていてくれると、「パパ素敵!」ときっと妻も安心してくれますよ。

★出産育児一時金の手続きは、その家庭の状況によって変わります。大変分かりづらいので、表でまとめてみました。

妻の健康保険 夫の仕事 出産金の申請先 手続きするところ
会社員・公務員(仕事を続ける) 職場の健康保険 妻の健康保険 妻の職場or健康保険組合・協会けんぽ等
仕事を退職する 任意継続健康保険 妻の健康保険 勤務先の健康保険へ申請。
国民健康保険 自営業 自由業 国保 市区町村役所
妻が勤めていた会社の健康保険※ 妻の職場or健康保険組合・協会けんぽ等
夫の健康保険
(扶養に入る)
会社員 公務員 夫の健康保険 夫の職場or健保、共済組合
妻が勤めていた会社の健康保険※ 妻の職場or健康保険組合・協会けんぽ等
専業主婦 国民健康保険 自営業 自由業 国民健康保険 市区町村役所
夫の健康保険
(扶養)
会社員 公務員 夫の健康保険 夫の職場or健保、共済組合
自営業
パート
夫の健康保険
(扶養)
会社員
公務員
夫の健康保険 夫の職場or健保、共済組合
国民健康保険 国民健康保険 市区町村役所

※妻が勤務先で健康保険に加入していた期間が1年以上あり、退職後6カ月以内に出産する場合、妻の入っていた健康保険から出産育児一時金を受け取る事ができます。(申請は1か所のみです)

★出産育児一時金の受け取り方

1.直接支払制度 退院時に分娩・入院費が42万円を超えた場合は差額を窓口で支払い、42万円より安かった場合は後日その分が返金される。
2.受取代理制度
3.産後申請 直接支払制度に対応していない病院も結構まだあります。その場合一旦自分で出産入院費用を全額負担します。後日加入している健康保険に書類を提出するとお金が振り込まれます。
(国保は市区町村によって振込でなく現金手渡しのところもある)

3.産休に関する相談

妻が現在仕事をしている場合、「さてこれから仕事はどうする?」という問題が発生します。妻の頭の中には、「私が仕事をやめたら収入が減っちゃう」「大丈夫かな、暮らしていけるかな」という気持ちがあります。 だけどパパにはそういうことはとっても言いづらいわけです。

でも、そんな中で身体はどんどん重くなるし、つわりなど体調の面や、こんなに動いて赤ちゃんは平気かな?仕事をやめたいな、早めに休みたいな、という思いも存在します。 パパが相談にのってくれないと、ひとり悩んでしまいます。

うちのパパは、好きにすれば?という感じで相談にも乗ってくれずだったので、今後の見通しも話し合えなくて収入的にも不安だったので、ギリギリまで働きました。結果仕事のあとトイレで突然大量に出血し、切迫流産で1週間も入院したり、絶対安静と医師に告げられ家事が何も出来なくなってしまいました。

お腹の赤ちゃんは幸い無事でしたが、パパは家事をやらなくてはいけなくなるし、結局収入は減るし、イライラして険悪なムードになってしまったり。今思えば、もう少し二人で話し合っておけばお互いに楽だったのかも。と思うのです。

産休はいつから入れば収入の減少は押さえられるよ、とか私任せにしないで知識を教えてくれたり、収入のことは万が一の時は俺に任せろって言ってほしかったな。これからパパになる方には、私達夫婦のようにならないよう、

・仕事をいつまで続けさせるか?(やめる場合は収入の減少についてどうするか?)
・妻の体調はどうか?気持ちはどうか?
・続ける場合のメリット知識(働かなくてももらえるお金があります)
・産後はいつから妻に仕事に復帰してもらうか?
・その場合保育園にいつから預けるか?

このようなことを妊娠が分かったら、すぐに二人で是非話し合ってほしいなぁ、と思います。先の見通しが経つと、妻も気持ちが落ち着き安心して子どもを産む事ができます。

・実際、いつまで妻は働ける?

産前仕事をいつまでやるか?は自己申告です。働こうと思えば生まれる前の日まで働いてもOKなんです。

でも常識的に考えて、臨月(妊娠10カ月目・出産予定日まで残り1カ月)に入るまでには産休に入らせた方が安心です。妊娠10か月目に入ったら、いつ生まれてもおかしくないので仕事中に破水とか危険ですし迷惑がかかってしまいますしね。

基本的に出産予定日の42日前であれば休んでも産休手当が出るので、そのあたりから休みをもらえば収入的には減少が一番少ないです。私の周りでは妊娠8カ月ごろから産休に入る方が多かったです。 あとは妻の体調と気持ちによります。

・仕事をやめなければ「産休手当」と「育児休業給付金」がもらえます。

妻が現在の仕事を退職せず、産休・育休を経ていずれ今の職場に復帰する場合のメリットは「産休手当」「育児休業給付金」が貰える、というところです。

「産休手当」 →産休期間=「産前42日~産後56日の期間」に加入している健康保険から支給される。日給の3分の2×休んだ日数分が貰える。
「育児休業給付金」 →産休最終日の翌日~子供が1歳になるまで支給される。月給の5割×休んだ月数

産休の基本は、産前42日+産後56日=98日間です。※双子以上は産前は98日

★あくまで目安ですが、例えば月給が18万円の人の場合

18万円÷30=6千円

6千円×2/3×98日=49万2千円が貰えます。

育休は産後57日目~子供が1歳になるまで。保育園に入れなかった等特別の事情のある場合は1歳半まで延長が可能です。

★これもあくまで目安です。月給18万円の人で8カ月休んだ場合

18万円÷2=9万円

9万円×8カ月=72万円が貰えます。

両方とも、今の仕事を辞めないで復帰すること前提でもらえる給付金です。退職する場合はもらうことが出来ません。

・お金をもらったのに、復職しなかったら?

育休手当は月給の5割の金額をもらうことができますが、以前は育休中3割、職場復帰後2割というように分かれてもらえるようになっていました。産休・育休を取ったのに復職せずお金をいわば「もらい逃げ」されないための制度だったのだと思います。

それが2010年度より、育休中に月給5割全ての金額が支給されるよう変更されました。

私の友人は、復帰するつもりで産休・育休を取得しお金ももらっていましたが、事情があり復帰できませんでした。育休終了と同時に退職しましたが、その際お金は返還しなくても大丈夫でした。

もちろん制度上は復帰する事前提で産休・育休は取得するものです。「育児休業を開始する時点で、育児休業終了後に離職することが予定されている方は支給の対象とならない」と決められています。お金を貰いっ放しで退職すれば、次に取得する女性職員に迷惑が掛かる可能性も高いです。

ただ、子どもを産んでから「この子を保育園にはやっぱり預けたくない」「復帰する自信が無い」と思うかもしれないし、病気や保育園が見つからない、など特別の事情で復帰が難しいことだってあると思います。

仕事を続けようかどうしようか、迷う方は復帰する予定で産休・育休を取得し、子どもを産んでから育てながらよく考えるという選択肢も有りっちゃ有りなのかなぁ・・・と。職場に迷惑はもちろんかかってしまいますし、周りの人の反応は良くないかもしれませんが。

子どもは育ててみないと仕事と両立できるか分からないし、保育園に入れるかどうかのタイミングも今から分かるわけがありません。なので結果、「もらい逃げ」となってしまっても仕方ない事ではあると思います。

・収入の減少についてはどうするか。

ここはもう、パパが男らしさを是非是非見せてほしいです。妊娠中はいつ何があるか分からないし、つわりが酷くて仕事に行けなくなるかもしれないし、産前産後はどう頑張っても働くことが出来ません。パパが凄く収入が多い場合を除き、妻はやっぱり不安で仕方がないはずです。

俺が稼いでくるから心配するなとか、小遣い減らして良いよとか、飲み会は減らすよ、とかなんでも良いので安心させてほしいです。(実現も是非お願いします)

・いつから保育園に入園させる?

上記で子どもが1歳になるまで育休手当が貰えるということを書きましたが、「1歳になってすぐ仕事に復帰して大丈夫なのかな」「保育園に入れなかったら?」という心配があると思います。

育休手当は、実は保育園に入所出来なかったりという特別な事情がある場合は、1歳半まで延長ができます。子供が1歳半を過ぎてしまうと育休手当は貰えないので、家庭の収入を減らしたくなければそれまでに保育園を決め、仕事に復帰する流れが一番良いです。

・保育園てなかなか入れないって言うけど、実際どうなの?

0歳4月入園を逃すと待機になる可能性がやはり高くなります。1歳や2歳で入れようとすると、どうしても入りづらくなります。(0歳児クラスは4月にまるまるひとクラス分空きが出るけど、1歳児以降は下のクラスから上がって来る子たちがいるので新規募集定員が少ない)

私の場合は保育園に一番入りやすい0歳4月入園で申込、子供3人共待ち無しで入れました。地域によると思いますが、その後5月、6月位まではまだ若干空きがあり、その後徐々に埋まっていき例年7月には一杯になるという状況です。

でも、0歳で保育園はかわいそう・・という考えもありますよね。うちの子たちは早くから保育園に入れたおかげで、病気には強くなり人見知りもしないし、集団生活が得意になりました。 妻も家でひとり育児をしているよりも、外に出て働くことでストレス解消になります。

ただ共働きで子供がいると、どうしても妻の負担が増えますからパパも協力が必要になってきます。それぞれの家庭の考えがあると思います。しっかり夫婦で話し合って方向性を決めて下さいね。

4.出産する場所・方法を決める

出産する場所によって、「パパの立ち合い出産は強制」のような産院もあります。

立ち合い出産はセックスレスになってしまうかも?とか、血が苦手で・・・というパパもいると思います。でも、妻に任せていると希望して無いのに立ち合いさせられるかもしれません。それは今後の夫婦関係にとってマイナスなことだと思います。(結果立ち合いして本当に良かった!となれば良いですが・・・)

ただ立ち合いをして欲しい妻が多いのは事実です。私は逆に立ち合いは絶対して欲しくなかったので、ここは人それぞれかも。立ち合いの事だけではなく、出産方法や費用・個室かどうか?なども出産場所によって違いがあるので、パパも出産場所について興味を持って一緒に考えてくれると、妻はとっても嬉しいと思います。

・出産場所はそれぞれ個性があります。

個人産院
費用の幅が広いです。入院中にマッサージが付いていたり、お祝ディナーが出たり、設備が整っていたりいわゆる「良いところ」では出産費用はかさみます。約80万円という凄い産院もあるそうです。 デフォルトで個室のところが多いです。
総合病院
大部屋では安い場合が多いですが個室だと高くなります。
【大部屋】
メリット→安い。寂しくない。同じ部屋のお母さん同士仲良くなれれば、入院中お話したり相談し合ったりできる。
デメリット→夫が長い間いづらい。他の赤ちゃんが泣いててうるさい時がある。
【個室】
メリット→プライバシーが完全に守られる。夫も一緒に過ごす事ができる。妻がゆっくり休める。 デメリット→高い。一人の時は妻が少し寂しいかも。
助産院(自宅出産)
安いところも多く、リラックスできると人気のようですが、赤ちゃんに何かあったときに対応が遅れる危険が高い出産場所です。助産院で亡くなった赤ちゃんのお話を知っているので(他の出産場所であれば助かった可能性が高い)、私はあまりお薦めしません。

・出産場所により、かかる費用にも違いがあります。

個人産院 約40~50万円
総合病院 約35~42万円
助産院 約25~40万円

※先述したとおり、健康保険から42万円は支給があります。 個人産院では、それだけでは間に合わないことが多いようです。

・出産方法はどうするか?

自然分娩
そのまま産む 。1人目のときこれ。陣痛中はもちろん、分娩中も妻の動物のような今まで聞いた事もないような声を聞く事ができます。
無痛分娩
出産費用が高額になりますが、麻酔で痛みをなくします。 対応している病院は限られます。私は未経験。
和痛分娩
陣痛は普通に耐えて、生むときだけ麻酔で若干痛みを和らげる。無痛分娩よりは安いことが多い。 私は2人目がこれでした。自然分娩よりやっぱり楽。出産時は多少痛みが和らぐので妻が静かになります。 こちらも対応している病院は限られます。
帝王切開
逆子の時や普通に生むと危険な場合にお腹を切って赤ちゃんを出す。自然分娩より高くなりますが、手術になるので保険が効く。妻がどこか保険に入ってる場合、保険金が出ることも。 (3人目が逆子で帝王切開でしたが、保険からお金戻ってきました)

私が2人目と3人目を出産した病院は、自然でも無痛でも和痛でも料金は一律だったので、そういう病院も中にはあるのかも。病院によって無痛・和痛分娩は対応してないところも多いので、痛みに弱い奥様の場合、産院を決める際にきちんと確認しましょう!

・出産までにかかる妊婦健診費用

○妊婦健診の費用

出産までに約11~14回程度妊婦健診に通うことになります。保険は効かず、1回あたり3千円~5千円かかります。検査をした時は1万円を超える事もあります。

お腹の張り止めや貧血のお薬が出れば、保険適用となりますが自費の部分の薬代がかかります(1回数百円~千円程度)。

私が2人目の時そうだったのですが、妊娠中に切迫流産などトラブルがあった場合、入院費が約10万円前後かかることも。

【妊婦健診の公費助成があります。】

母子手帳を自治体で貰う際、14回分の健診助成券が貰える事になっています。この助成券の金額は各自治体により異なります。助成券1枚三千円の自治体の場合、三千円までは窓口での支払はありませんが、超えた場合は支払が必要となります。

ただ公費助成があっても、妊婦健診費用として4万円くらいは見ておいた方が良いです。

ちなみに妊婦健診は一緒に行けずとも、行った日には「赤ちゃん順調だった?」と気にかけてくれると嬉しいです。

5.赤ちゃん用品の準備

育児雑誌や産院から貰うパンフレット等に、赤ちゃんが生まれるための準備として様々な育児用品が紹介されています。が、全て用意しなければいけない訳では決してありません。はっきり言って、いらないだろこれ・・っていうものが沢山載ってます。

赤ちゃん用品を眺めている時間は、本当に幸せ一杯の楽しい時間です!特に服!今のベビー服って、パパ好みのオシャレなお洋服も沢山あります^^夫婦で一緒にどれにしよう?と話しながら、赤ちゃんの誕生を楽しみにしてくれていると、奥さんも絶対嬉しいと思いますよ。

下記に3人の育児を通して、これは絶対必要なもの、必要無いものをまとめてみました。

・絶対必要なもの

おむつ
新生児サイズ1ケース
紙おむつ/布おむつ、2種類ありますが確実に紙おむつの方が便利。メーカーが沢山あってどれにするか迷ったらパンパースにしとけば間違い無いです(産院で使われてるメーカー)。 すぐサイズは変わってしまうので、とりあえず新生児サイズのおむつ1ケース準備しておけば問題無いです。
おしりふき ウェットティッシュみたいなものです。赤ちゃんがうんちをしたときにお尻をふいたり、顔もふけるし手もふけます。机も拭けます(笑)。長く使うのでまとめて沢山買っても大丈夫です。
衣類 服4-5枚 首がすわる生後3~4カ月頃まで頭からかぶる服じゃなくて、真ん中でパッチンパッチンとボタンで止める前開きタイプの服が着せやすい。
肌着 4-5枚 赤ちゃんのシャツです。短肌着・長肌着がある。さらに半そで・長そでがある。 基本「肌着」+「服」で気温によって調節します。
上着 1枚 冬生まれは用意。新生児は足まですっぽり着れるタイプが暖かくて良いです。
靴下 3足位 3足もあればじゅうぶん。足はすぐに大きくなるので、1サイズ大きめを買うと長く使えます。 夏生まれはしばらくいらないです。
哺乳瓶 1-2本
哺乳瓶乳首 1-2個
母乳の場合も、白湯や果汁をあげるとき使います。ミルク育児の場合は瓶も乳首も2つ以上あると、いちいち洗わずにすむ。最初から200mlのタイプを買っちゃってOK。
粉ミルク ミルク育児の場合はもちろん、母乳の場合も母乳が足りない時にミルクを足すのに使うので、1缶出来れば用意しておくと安心です。
衛生用品 ベビー用綿棒 赤ちゃんの耳は小さいのでベビー用を準備。鼻くそ取ったり、便秘のとき肛門を刺激したりするのにも使える。
ベビー用爪切り 大人の爪切りはでかすぎて赤ちゃんの小さい爪はとても切りにくい。爪はお腹の中ですでに伸びているので、退院してすぐ使う可能性が高いです。
ガーゼ 5枚~ お風呂で使ったり、顔を拭いたり。何枚あっても便利です。
鼻吸い器 直接口で吸うとうつります。赤ちゃんの鼻詰まりに重宝します。
お風呂 ベビーバス 一番風呂なら大人と一緒の風呂でも全く問題なしですが気になる人は用意。
全身シャンプー 赤ちゃん用の石鹸。1本で身体も頭も全部洗えるタイプがお薦め。目に入るとしみるので最初は大人と同じものではなくて、ベビー用の低刺激の物を準備しておくとよいです。
チャイルドシート 車で退院する際は必ず使います。
おむつ用バケツ 高いものは必要なし。蓋ができれば何でもOK
ベビー布団 特に冬の大人の布団は、埋もれて窒息する危険があります。添い寝の場合も赤ちゃんと大人の布団は別々が安心です。夏はバスタオルがタオルケットの代わりになります。

・必要ないもの

おくるみ バスタオルで代用できる。
哺乳瓶洗剤 普通の食器用洗剤で洗ってしまって大丈夫です。
哺乳瓶消毒用品 哺乳瓶の消毒は必要無いです。どうしても気になる人は1日に1回、ボウルに熱湯をはりその中に数分哺乳瓶や乳首をつけておけば良い。
洗浄綿 全く必要なし。
体温計 わざわざベビー用を買う必要は無い。今ある体温計で充分です。
バスタオル 赤ちゃん用のものをわざわざ買う必要は無し。
沐浴布 ガーゼや薄手のタオルで代用できる。

・人によっては準備しておくと良いもの

体重計 うちは使いませんでしたが、赤ちゃんの体重チェックをしたい人は準備。レンタルもあります。
湯温計 ベビーバスのお風呂の温度を測りたい場合はあると便利。赤ちゃんは夏38℃、冬42℃くらいのお湯がちょうど良い。
温湿度計 部屋の中の温度や湿度が気になってしまう方は用意。
ベビーベッド 2人目以降の場合は、上の子が赤ちゃんを踏むので重宝する場合が多いです。1人目の場合は邪魔になる可能性が高いので、生まれてきてから必要だと思えば購入の方が良いかも。
授乳クッション 赤ちゃんにおっぱいをあげるときの支えとして使う。タオルを丸めたり、普通のクッションで代用も可能。

ベビーカー、バウンサー、クーハン、抱っこひもやスリングは事前に買わず生まれてから必要に応じて揃えれば良いと思いました。

・利用したショップ

☆レモール http://www.lemoir.com/top/babyTop.jsp

服を主にここで揃えました。安い。のに可愛い。肌着が380円~と本当に安い。
とりあえず安い。リアル店舗もありますが、店舗より通販の方がやっぱり安い。

☆コンビミニ http://combimini.jp/

累計100万枚売れているというオムツ替え簡単ウェア「ラップクラッチ」を購入。
止めるとこがボタンじゃなくてテープなので夜中のおむつ替えがめちゃくちゃラクでした。
(眠い目をこすりながら一個一個ボタンをパッチンパッチンと止めなきゃいけないイライラといったら・・・)

☆アカチャンホンポ ☆西松屋 ☆ベビザらス

この3つの特徴ですが、値段はだいたい西松屋<アカチャンホンポ<ベビザらスという感じです。哺乳瓶やミルク、おむつや衛生用品等はこういった赤ちゃん用品専門店で揃えました。

色々書きましたが、基本的には赤ちゃんのご両親が必要だと思えば準備しておけば良いと思うんです。もしそれを使わなかった場合でも、もったいないかもしれませんが、何年かしたら「こんなん買ったけど、あの子結局使わなかったなぁ。」(ニッコリ)とそれも思い出のひとつになるんですよね。

生まれてくる赤ちゃんのことを想像しつつ、ふたりで幸せな赤ちゃん用品選びの時間を過ごして欲しいなあと思います。

6.予防接種の最低限の知識を入れておく

赤ちゃんは、予定されている予防接種が沢山あります。生後6週目からスタートできる予防接種もあるので生まれる前から少しずつ知識をつけておくと良いのですが、この予防接種は大抵のパパが妻に任せっきりで何も知らない場合が多いです。でも、予防接種は、感染症や髄膜炎などの病気から子供を守る目的で受けるものです。

・リスクも伴うのでパパも是非知識を持って欲しいです。

種類が沢山ある上に、任意接種のものもあり、もちろん予防接種を受ける事で発生するリスク(死亡や後遺症)もある訳です。なので「この予防接種は受ける?受けない?」さらに「同時摂取はするのか?しないのか?」など夫婦で話し合い決めることが望ましいと思います。パパが関心を持ってくれ一緒に考えてくれると凄く頼りになりますし、嬉しいです。

実際予防接種を受けに連れて行ったり、接種スケジュールを立てるのは妻にお任せするにしても、下記3点だけでも知っておくと良いのでは?と思います!

・予防接種の種類(なにを予防するためなのか?)

・受ける時期

・費用はいくらかかるのか

下記に表でまとめてみました。※2013年3月現在
「定期接種」は国で受けることが定められている無料のもので、「任意接種」のものはママとパパが子どもに受けさせるかどうか決める予防接種で有料になっています。

  ワクチン名 種類 時期 回数 費用 何の予防か
定期接種 四種混合 不活化 初回:生後3カ月~
追加:初回終了から約1年後
初回:3回
追加:1回
無料 ジフテリア・百日せき・破傷風
・ポリオ
BCG 生後5~8カ月 1回 無料 結核
MR 初回:1歳 追加:幼稚園・保育園年長の年 2回 無料 麻疹・風疹
日本脳炎 不活化 1期:3歳で2回、4歳で1回 2期:9歳 1期:3回 2期:1回 無料 日本脳炎
二種混合 トキソイド 11歳 1回 無料 ジフテリア・破傷風
任意接種 ロタウイルス ※2種類のうちどちらかを受ける 1価(ロタリックス): 生後6週~接種可能 2回 1回 13000~15000円 ロタウイルス胃腸炎
5価(ロタテック): 生後6週~接種可能 3回
ヒブ 不活化 初回:生後2カ月~ 追加: 初回終了から7~13カ月後 初回:3回 追加:1回 無料又は 1回800~5000円 自治体による インフルエンザ菌b型感染症
肺炎球菌 不活化 初回:生後2カ月~ 追加:1歳 初回:3回 追加:1回 無料又は 1回800~5000円 自治体による 肺炎球菌感染症
水痘 初回:1歳~ 追加:1回目から3カ月後~ 2回 1回7000~9000円 みずぼうそう
おたふく 初回:1歳~ 追加:5~6歳 2回 1回7000~9000円 おたふくかぜ (流行性耳下腺炎)
B型肝炎 不活化 初回:生後2カ月と3カ月 追加:生後5~11カ月 3回 1回3000~9000円 B型肝炎
インフルエンザ 不活化 生後6カ月~接種可能 毎年10~11月ごろに受ける 2回 1回2000~3000円前後 インフルエンザ
子宮頸がん 不活化 女の子のみ。 10歳以上~接種可能 3回 1回0~1万円前後 (無料自治体も有) HPV感染

※生ワクチンを打ったら、次の予防接種は27日以上間隔を空けないと打てません。不活化ワクチン・トキソイドを打ったら、次の予防接種まで6日以上間隔を空けないと打てません。

・予防接種スケジュールの立て方

http://www.nih.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html

(国立感染症研究所)

・同時接種について

希望すれば、予防接種を同時接種することが出来ます。例えばヒブ+肺炎球菌+四種混合を同時進行したりできます。病院に行く回数が減りますし、手間も減ります。が、同じ日に3回も針を刺される子供を見るのは結構ツライ。

海外では予防接種の同時接種は当たり前ですが、副作用が出た際にどの予防接種が原因なのか分からないというデメリットや、数年前、日本で同時接種後に死亡する赤ちゃんが立て続けに数人出た事件がありました(結局、同時接種との因果関係は証明されていません)。

うちはパパが予防接種を受けるかどうか、同時接種についてやスケジュールはもちろんですが、予防接種の種類すらも全て我関せずといった感じで全く関心がなく、凄く嫌でした。大切な子供のことなので、是非夫婦ふたりで話し合って考えてみて下さい。

7.パパにしてほしいこと・してほしくないこと

最後に、私が3人の妊娠出産を通しパパにしてもらって嬉しかった事(して欲しかった希望も含め・・・)、逆に嫌だった事などをまとめてみました。

妊娠中は情緒不安定に体調の悪さも重なり、ちょっとのことでもイライラしてしまいます。
妊娠中の夫婦の関係は、子どもが生まれてからの夫婦生活にも影響します!

「あなたの子供なんて妊娠しなきゃよかった!」「妊娠中こんなんじゃこれからが不安」なんて思われないためにも、奥さんを是非気遣ってあげて下さいね。

・パパにしてほしいこと

<行動編>
*健診に一緒について来てくれる。
*母親学級(両親学級)に一緒に行ってくれる。
*重たいものを持ってくれる。
*赤ちゃんが生まれることについて、関心をもって色々調べてくれる。
*家事を手伝ってもらえるのは何より嬉しいです。特にお風呂掃除は「すべると危ないから」とやって貰いたいな。
*早めの帰宅を心掛けてくれたらいいな。
*常に体調を気遣ってくれると大切にされていると感じます。この人の子供を頑張って産もう!と思えます。
*腰や肩をマッサージしてくれるパパの話を聞いて、いつも羨ましく思ってました。
*お腹をなでて赤ちゃんに話しかけたり、動いてるかどうか確かめてくれたりするととっても幸せな気持ちになります。


<言葉編>

*「そんなに重いもの持ったらだめだよ」「そんなに動いていたら危ないよ」 ・・言われたいです。
*初めての出産は不安だらけ。「君なら産める」「君なら大丈夫」の言葉ほど勇気づけられるものはありません。
*「君なら良い母親になれる」 嬉しい。
*「俺がついてるから心配するな」「俺がなんとかするから」 気持ちも体も弱ってるときにこの言葉は頼りがいがあります。
*「赤ちゃんどんな顔してるかな」「男かな、女かな」 赤ちゃんの話を一緒にしてる時は凄く幸せ。


・パパにしてほしくないこと

<行動編>
*煙草を同じ部屋で平気で吸う。
*飲み会に頻繁に行ってしまい帰りが遅い。
*妊娠中の浮気はホント最悪です。
*赤ちゃんの性別が分かったとき、もし希望と違ってもガッカリしないで欲しい。


<言葉編>

*「太ったね」 太りたくて太っているのではないです。でも「おっぱいでかくなったね」は別に嫌じゃない。
*「つわりなんて気の持ちよう」 一番ツライです・・。本当につわりは苦しいんです。
*「つわり、いつ終わるの?」 それはこっちが聞きたいです・・・。
*「毎日寝てばかりで・・・」 お腹が重く苦しくて動けないんです。
*「ホントに俺の子供?」 冗談のつもりでも、言われた方は傷つきます。
*「あいつの奥さんは妊婦でも全部自分でやってる」「あの人は妊婦でも働いてる」 人と比較しないで欲しい。つわりが全く無い人もいたりと体調は人それぞれです。
*体調が悪くご飯が作れない妻に、「食べて帰るからいらない」 妻の食事の事も気遣ってあげて下さいね。
*「妊婦は病気じゃないんだから・・・」 分かってます(涙)。でも自分の身体が思い通りにならないって本当に辛いんです。
*「妊婦なんだから我慢しろ」 もう少しだから、一緒に頑張ろう。と言葉を変えて言って欲しいです。
*「こっちだって大変なんだから」 分かりますが、絶対言わないで欲しいです。


「妊娠や出産の辛さ・大変さは男には絶対分からない、分かってもらえない。」大抵のママ友さんたちはこう言います。

でもその中でも、いるんですよね。「うちの主人はすっごく協力的。申し訳ないくらい。」という人が。そんなパパは、奥さんたちの中でもヒーローです。あそこのおうちのご主人は素敵だよね、なんて株が一気に上がります。

そんな事を言われて妻は嫌な気持ちがする訳もなく、「うちのパパは素敵なんだ!」と益々夫婦関係は良くなります。 全てを完璧にする必要はないですが、せめて下記3つ位なら可能なのではないでしょうか?

1.家事をなるべく手伝う。

2.体調を気遣う。

3.子供の誕生を心待ちにする。

これだけで、きっとあとの小さい事は水に流せますよ。二人だけの時間はあと少し。赤ちゃんが生まれたらバタバタでして忙しくなり、夫婦だけの時間はほとんどありません。素敵な妊娠ライフを過ごして下さいね(*^_^*)

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2013/6/27
つわり中に買って帰ると喜ばれるものを追加しました。
2013/6/27
妻が臨月に入ったらを追加しました。
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