2012年12月31日

2012年

2010年は父が亡くなり、2011年は私にとって初めての選挙、長野市で初めての直接請求といった具合に、このところ人生で一度あるか無いか、あっても一度きりという出来事がずっと続いていましたが、2012年もそれは続きました。

実は11月の長コン終了後からクリスマスまで45日間ずっと入院していました(行政上の手続きはまだ途中ですし、詳しく書くとかなり長くなるので、詳細は後述します)。その間に色んなことが起こりましたが、結果的には、「特発性拡張型心筋症」という、国が指定する特定疾患(いわゆる原因不明の難病的なもの)でした。ただ、安倍総理の潰瘍性大腸炎も阿部知事のギランバレー症候群も同じ特定疾患なので、今後の活動に関しては心配していません。

また、予防措置として、ICD(植込み型除細動器)という機械を胸に入れる手術をしました。普段は心電図のデータを先生に送信して、もし危険な不整脈が起こった時は、心臓に電気与えて不整脈を止める機械です。主治医の先生からはアメリカのチェイニー元副大統領も同様の機械が入っていて、政治活動には影響無いと伺っています。これで万全の態勢なので、今は体力の回復を図っています。

この機械を入れたことで、身体障害者手帳の1級に該当するようになりました(手続き中)。一般的には、政治家はこういうことを隠します。しかし、自分が身体障害者であることを隠すような人間が、医療や福祉に取り組めるわけはないと思いますので、私は堂々と公表することにしました。私の政治生命が終わったとか、健康不安説とか、様々な誹謗中傷を受けるかもしれません。しかし、そういうことを言う人物もまた、医療や福祉に本気で取り組めるわけが無いと思います。むしろ私自身は、機械の力も借りて、常に先生が遠隔でもチェック出来る状態になったということで、健康面では今までよりも安心出来ると思っています。精神的には、今が人生で最強です。

自分が当事者になることによって、医療や福祉に関してものすごく勉強になりました。視察とかでは絶対に見えない部分も見えました。考えたこともないような1年の締めくくりになりましたが、結果的に今までよりも更に強い、ゆるぎない志が生まれました。今回の経験を社会に対して必ず活かしていくという決意をもって、2012年最後のご挨拶とさせて頂きます。


Posted by haradatakashinet at 16:31│Comments(0)TrackBack(0)活動 | 医療

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