バイセクシュアルを公言する異色の女性シンガーソングライター、キムビアンカ(年齢不詳)が世に送り出した過激プロモーションビデオ(PV)が“発禁騒動”に揺れている。セックスシーンを収めた日本初のPVが、大手レコード会社を巻き込んで大騒動に。いったい何が起こっているのか?
キムビアンカは、バイセクシュアル宣言した日本で最初のアーティストとして、東京・新宿2丁目かいわいでは特に人気だ。芸能界でもタレントのIMALU(23)、ものまねタレントのミラクルひかる(33)ら熱狂的な支持者が多く存在している。
だが、大手レコード会社から発売したメジャーデビュー曲「ArcH QUEEN」のPV(20日公開)が、AV真っ青の全裸&セックスシーン満載で“発禁”になるのではとの声が上がった。
PVの中身はというと、キムビアンカがズボンの上から男の股間をまさぐっているシーンは序の口。明らかにクンニとわかるシーンやフェラチオを連想させる描写もある。もちろん肝心な部分は机やソファ、曇りガラスなどで隠されているが、対面座位や騎乗位を思わせるシーンも。キムビアンカがあえいでいる姿は、実際にセックスしているとしか思えない臨場感タップリのものだ。騒ぎになるのも無理はない。
このPVの撮影は今年3月に行われた。
「スタッフからは『ここまでやるのか』『大丈夫なのか』と何度もストップが入った。ただ、キムビアンカ本人は『(レディー・)ガガやマドンナは、これくらい挑発的なことをやっている。セックスは悪ではない。表現方法だ!』と強行突破したようです」(あるレコード会社関係者)
実は「ArcH QUEEN」の曲そのものは今年4月に発売されている。ただ、PVに関しては、レコード会社内での審査の結果「内容が過激過ぎて、他のアーティストに影響を及ぼしかねない」などと反論され、公開延期となっていた。
そんないわくつきのPVが、遂に20日に解禁。「セックスシーンもアーティストの表現方法のひとつとレコード会社が決断したということ」(同関係者)とはいうものの、既に複数の業界関係者からは「いくらなんでもヤバすぎ。これまでの日本の音楽PVでは考えられない。発禁になるのは時間の問題でしょう」といった声が噴出している。
もともとキムビアンカは、以前にも“18禁規制PV”を発表したことがある。2010年にインディーズからリリースした「脱ぎなさいよ」のPVだ。裸体にタコをくねらせた過激な表現で、ユーチューブで一時期は1日1万回を超える再生回数を記録し話題となったが、ユーチューブ側から「未成年閲覧禁止映像」と認定された。
発売当初から「i Tunes Storeランキング」で上位にランクインするなど注目を集めているPVだが、果たして“発禁”を免れられるか?
東京スポーツ新聞社が運営する携帯サイト「東スポ芸能」で、AKB48の研究生・峯岸みなみ(20)が連載コラム「AKB48峯岸みなみの研究生じろじろリポート(略称じろリポ)」を担当。昇格を目指す研究生たちの素顔を紹介します。