痛風とは、あまり関係ないですが、誰でも年々、年をとります。
年をとると、視力や体力が衰えたり、風貌・容色が衰えたり。
まあ・・これは、自然の摂理なので、しょうがないです。
自分だけが年をとるわけじゃないですからね。
ですが!
こと外見に関しては、ありったけのエネルギーをつぎ込んで、
老化に抵抗します。
5歳若く見られるためならば、どんな労力もお金も時間も惜しみません。
シワが増えると、美顔エステを。
肌がパサパサになると、高級化粧品を。
頭髪が真っ白になると、豪華絢爛に染めて。
若く見られる服装、装飾品・・・などなど。
とにかく、人から若く見られたい!
そして、若いですね~、なんて言われでもしたら、大喜び。
他人から、自分がどう見られるか、ってことが
そんなに大事なのですかね?
でも、外見は気にするけど、内臓や血管のことは
あまり気にしていないような気がするのです。
外見(風貌) よりも、内面(内臓・血管) が5歳若くなる方に
エネルギーを使う方がよっぽど良いような気もしますが・・・
まあ、大きな お世話ですね。
ハーブティー、とは ご存知のように、お茶 です。
ネトルティー、というのは、有機栽培のネトルが原料のハーブティーのこと。
ビタミン、ミネラル、鉄分が豊富だそうです。
まあ、お茶が体に良い、というのは昔から言われていますからね。
効果がある、とされているのは、以下のような症状です。
貧血予防、ぜんそく、花粉症の緩和、血行促進、関節炎、
リュウマチ、痛風・・・・ホントですかね?
私はリュウマチの経験はありませんが、相当痛いらしいですよ?
痛風の発作の痛みは、お茶を飲んで どうこうなるような、そんな
あまっちょろいもんじゃありません。
まあ、発作が起こってから、どうこう・・じゃなくて、
そうならないように普段から体質改善に努める、みたいな感じでしょうか?
こういうものは、長期に飲用しないと効果ないような気もしますし。
でも、どっちかっていうと、冬の飲み物かな?
ハーブティーが好きな方は、試してみるのもいいかもしれませんね。↓
高血圧の薬 というのは、正常に近い血圧に安定させる効果があるのですが、
その一方で・・・なんと、
尿酸値を上げる副作用があるそうです。
な・・なんと!
信じていた忠臣に、寝首をかかれたような気持ちですね。
って、忠臣なんて、どこにもいませんけど。
ですが、困ったものです。
痛風で、そして、高血圧という人も大勢おられるはず。
血圧の薬を実際に服用している人も多いと思います。
う~ん・・血圧は下げたいし、痛風発作は嫌だし。
どうすりゃいいの?
血圧の薬も、いろいろ種類があるらしいですが、
一番メジャーな血圧の薬は、
「アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬」というそうです。
そして、やっぱり、尿酸値を少しですが、
上昇させるそうです。
じゃあ、良かれ、と思って飲んでいた血圧の薬の副作用が
原因で、痛風発作が起るってことも、あり得るワケ?
ですが、手立てがないわけではなく、
「カルシウム拮抗薬」と「ロサルタン(商品名ニューロタン)」という薬は、
痛風発作のリスクを低下させるそうです。
なにやら、専門用語が飛び交って、
なんのことやら・・という感じですね。
逆に、「アンジオテンシンⅡ拮抗薬と利尿剤」
あるいは、「βブロッカーとACE阻害剤」という薬は、
痛風発作のリスクを増加させた、とか。
???
一番良いのは、お医者に相談することです。
高血圧だけど、痛風発作はイヤです、みたいな。
お医者は、薬の専門家なので。
痛風体質の人は、たいてい、体温が低めです。
見たんかい、とか、言われそうですが、だいたい
そうです。
これは、血流が良くないから。
血流というのは、字の通り、血の流れ。
なんで、血流が良くないのか、というと、
原因はストレスにあります。
めんどくさい説明になりますが、聞きます?
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」で構成されていますが、
ストレスが多すぎると、交感神経優位な状態になってしまうのです。
ややこしいですよね、「交感神経」とか「副交感神経」とか、って。
どっちが、どっちだっけ、って感じですけどね。
ストレスにより「交感神経」が過度に緊張すると、血管が収縮してしまい、
血液循環が滞り、血行が悪くなります。
さて、尿酸値というのは、血中の尿酸の量の数値ですが、
尿酸値が高いということは、すなわち、血中尿酸が多いということです。
これが、なぜ、ストレスと関係があるのか?
ストレスが多ければ多いほど「活性酸素」ってヤツが増えるのです。
「活性酸素」って、健康食品の会社とかが、
よく宣伝文句に利用していますよね。
あれのことです。
で、そのバラ撒かれた「活性酸素」のため、
体内の組織破壊と、その修復作業が多発して、大忙しとなります。
その過程で、細胞の核が壊されて、(御存じ)プリン体が増加します。
これが分解され、尿酸となります。
その尿酸の量がどんどん増えていく、ということなのです。
ストレスのために。
でもね。
少々、尿酸が増えても、
腎臓が尿酸をうまく処理してくれて、尿と一緒に排泄してくれるので、
特に問題はないんです。
ですが、ストレスが強いと、「副交感神経」が抑制されてしまうのです。
副交感神経?
なんか、関係があるの?
あるのです。
これは、排泄の機能に関係するのです。
ですから、
ストレスが強すぎると、尿酸の排泄がうまくいかずに、
尿酸値が上がってしまうのです。
おまけに、血流が悪くなっている状態なので、低体温気味なのです。
体温が低いままだと、血液中に溢れている尿酸が結晶化しはじめてしまいます。
これが、関節などに沈着すると、痛風発作の原因となります。
ああ、ややこしい話でしたね。
聞いているだけで、ストレスがたまりそうなハナシでしたね。
要は、ストレスをためないようにして、
体温をなるべく上げて、血流を良くすりゃいいんでしょ?
まあ、そうですけどね。
ストレス解消法は、人それぞれですが、
おすすめは「歩くこと」です。
ゆっくりとした速度でいいから、
できれば20分間~1時間くらい。
筋肉の発熱により体も温まり、温かくなった血液が全身を巡ります。
・・・・・。
一番良いストレス解消法は、仕事をやめることのような気もしますが、
そうもいかないですしね。
まあ、いつかは、そんな日が来るんでしょうけど。
昔、痛風発作が出てしまったとき、どのように対処したら良いのか、
教えてもらったことがありました。
昔といっても、どれくらいムカシなのかというと・・
もう、20年くらい前。
めっちゃ昔ですね。
さて、その対処法。
痛風発作が出てしまったとき・・水を飲むのです。
大量に。
それも、牛乳が良いらしいです。
そのように教えられました。
本とかに掲載されていたようなので、
そんな見当違いのやり方じゃないと思います。
原理としては、尿酸は尿から排泄されるので、
とにかく、たくさん尿を出す。
そして、尿酸を体外に排泄する、という考え方のようです。
牛乳が水よりも、尿酸を排泄するのに効果がある、というのは
聞いたことがありますが・・
これは・・もう、古い手法なのですかね?
と、いうのも、最近では、こういうやり方を推奨しているのを
トンと聞かなくなったような気がするのです。
現実には、このやり方を実行するのには、なかなか難しいものがあります。
というのも、たとえば
水を2リットル飲め、と言われれば、なんとか(夏場ならば) 飲めますが、
牛乳を2リットル飲め、と言われても、飲めません。
牛乳には カロリーがあるので、お腹が いっぱいになってしまいます。
私は知識として、このやり方は 知っていましたが、
実際のところ、試してみた記憶がないのです。
今まで、何度も痛風発作を(嫌というほど) 経験してきましたが、
毎回、痛風発作が発症したときは、ああ・・どうしよう、と怯え、
これから自分の足は どうなるのか、と恐れ、
時間の経過とともに進行してゆく症状に パニックになります。
そんなとき、牛乳をたくさん飲んで、尿酸を体外に排泄しよう・・
な~んて、考えは、どこかに消し飛んでしまっています。
水(もしくは、牛乳) だけ飲んでりゃいいとは思っていませんが、
まあ・・少しでも緩和すれば、ね。
次回、痛風発作が発症したら、今度こそ、牛乳を試してみたいと思います。
・・って、次の予定 立てて、どーすんの。
「アメリカン サフラン茶」というのは、「お茶」です。アメリカの。
「乾癬」という病気に、効果的だと考えられているようです。
乾癬 (かんせん)?
皮膚病?
それが、なんで痛風と関係あるの?
私は乾癬のことをあまりよく知らなくて、
体が痒くなる皮膚病のことだろうと考えていたのですが、
乾癬にもいろいろ種類(?)があり、
全身の関節に炎症、強ばり、変形などが起こって、強く痛むそうです。
ぜ。全身ですか・・
関節症状は、関節リウマチの症状とよく似ているらしいです。
いや、痛風も確かに関節に症状が現れますが・・
この「サフラン茶」の紹介文の中に、
「女性特有の身体の不調」「更年期障害」「神経症」「不眠症」「痛風」「ストレス」
などに有効とされていますが、
なんで、その中に「痛風」が入っているのか、というと
そのあたりが微妙に関連があるのかもしれませんね。
興味のある方は、いかがでしょうか。↓
尿酸値といえば、
痛風におけるバロメーターでありますが、
血中尿酸の数値のことです。
痛風発作で苦しんでいるときは、
尿酸さえなければ・・・てな感じですが、
実は尿酸はとても体のためになる、大切な成分です。
人間の体は細胞から成り立っています。
細胞の集合体ともいえます。
どこもかしこも、細胞だらけ。
その細胞が新陳代謝を繰り返して、
日夜、入れ替わって新しくなっていきます。
ですが、個々の細胞も、
人生と同じように順風満帆ではなく、
さまざまな障害に見舞われます。
たとえば、活性酸素。
これらは、体内で細胞や臓器を攻撃してくるのです。
全く、けしからんのです。
やられっぱなしでは、細胞や臓器の機能が
衰えてしまうではありませんか。
さあ、どうしましょう。
ここで、尿酸の登場です。
真打です。
痛風体質の人にとって、
諸悪の根源のように考えられていた尿酸は、
実は強力な「抗酸化物質」だったのです。
面目躍如って感じでしょうか。
細胞や臓器が、活性酸素によって衰えるのを
防いでくれます。
活性酸素を、害がないように中和してくれるのです。
これが尿酸です。
このように素晴らしい働きをしてくれる尿酸ではありますが、
血液中に豊富にあり過ぎると、
どういうことになってしまうのかは、
ご存じの通りです。
「クレアチニン」というのは、
腎臓に関心のない人からすれば、
なんじゃ、そりゃ、という感じかもしれませんね。
あまり聞き覚えのない言葉ですから。
「クレアチニン」というのは、老廃物質なのです。
これは、腎臓から排泄されます。
さて、長期にわたる痛風は
腎臓に負担をかけてしまう場合があります。
つまり、腎機能が衰えてしまうってこと。
で。
この「クレアチニンクリアランス」ってのは、
腎臓が不要なものである「クレアチニン」を排泄する能力のことです。
“クリアランス”ってのは、百貨店がセールのとき、
“在庫一掃バーゲン”という言葉のかわりに使っているアレと
同じ意味じゃないですよ?
で。
この「クレアチニンクリアランス」が、
自分はどれくらいなのか、どの程度の能力なのかを
測る検査があるそうです。
ちなみに、私は一度もしたことがないのですが・・
入院しなきゃならない検査だそうです。
どうやるのか?
まず、採血して血中の「クレアチニン」を検査します。
それから、3日間、尿を取るらしいです。
尿を取るというのは、自分の尿をためておくタンクのようなものが
病院にあって、そこに尿をためるそうです。
で・・尿の中に、どれくらい「クレアチニン」が排泄されているか?
それを、採血した血中の「クレアチニン」と比較します。
すると、自分の腎臓で「クレアチニン」が排泄する能力が
測れる、すなわち、腎機能の程度を知ることができる、
ということだそうです。
・・・・あんまり、気の進まない検査ですね。
「尿酸クリアランス」というのは、尿酸 大バーゲン、という意味じゃありません。
まあ、痛風の人は、年中、尿酸大バーゲンみたいなものですけどね。
そうじゃないんです。
「尿酸クリアランス」とは、尿酸を排泄する能力のことです。
これには、個人差があります。
たぶん、痛風体質の人は、これが弱いがため、
痛風になりやすいのだと思います。
まあ、生まれつきの能力なのかもしれませんけど。
さて、この能力を検査することができます。
どうやるのか?
「クレアチニンクリアランス」を計測する検査のときと同じように、
入院しなきゃならないようです。
自分の尿をためておくタンクのようなものが
病院にあって、そこに尿をためるそうです。
これにより、尿に含まれる尿酸の量がわかりますので、
一日にどれだけの尿酸を排泄しているか?
すなわち、一日あたりの尿酸排泄量がわかります。
これを腎機能の指標である「クレアチニンクリアランス」に数値と
比べることで、「尿酸クリアランス」の能力が計測できるそうです。
ちなみに、私は この検査をしたことは ありません。
あんまり したいと思いませんが・・・
しかし、検査してもらう人より、他人の尿を検査してくれる人の方が
もっと大変かもしれません。
って、それが仕事ですけどね。
「ストロベリーリーフ」 というのは、「野イチゴ」のことです。
ですが・・・これは、何?
お茶?
香辛料?
スパイス屋さんで販売しているので、香辛料なのかと思ったのですが、
これはどうみても「お茶」ですよね。
“リーフ”といえば、「葉っぱ」ですし。
あの。
イチゴが痛風に良い、なんて話は聞いたことがないんですけど?
普通、食用のイチゴというものは、(おいしく)品種改良されていて、
これは、そうでない(食用に品種改良していない)「ワイルドストロベリー」
という種類なのだそうです。
ハーブティーにして飲むと(ああ。やっぱり お茶なのですね)
胃腸の調子を整える働きがあり、下痢や胃炎の緩和にも良いそうです。
また、豊富なミネラルが腎機能を向上させる、とか。
そして、利尿を促す働きがあり、
リウマチ、関節炎、痛風などの症状を和らげるらしいのですが・・。
「痛風」と記載されていますが・・・ホントなのですか?
あんまり、聞いたことないですけどねえ。
まあ、利尿効果があるのなら、
確かに尿酸を排泄する量が増えて、尿酸値を下げるような気もしますが・・
う~ん・・
そりゃ、確かに痛風発作の最中は、藁にも すがりたい気持ちになります。
ほんの少しでも、効果があるのなら
やってみよう!
てな、気持ちには なりますが・・・
イチゴですか・・
アメリカンチェリーなら、アメリカでは
痛風の民間薬として知られていますけどね。
気になる方は、チェックしてみては どうでしょうか。↓
痛風は、食べ物にさえ気をつけていれば良いのか、といえば・・
そんなことは ないです。
ですが、気をつけないよりは、気をつけた方がいいです。
尿酸は食品から4分の1、残りの4分の3は
体内で生産されると考えられています。
じゃあ・・大半は 体内で生産されてしまう尿酸なのに、
食事にばかり気を使ってもダメなのでは?
体内で尿酸がいくら生産されようとも、
過剰な分は、全て体外に尿と一緒に排泄されてしまうのなら、
何も問題はないのです。
ところが、人それぞれ、一人一人体質は違います。
遺伝とか、持って生まれた体の違いにより、
尿酸の生産量も個々に違うし、尿酸の排泄する能力も違います。
痛風になってしまう人は、
生活習慣も大きい要因ですが、生まれつきの(低い)尿酸排泄能力、
あるいは尿酸を過剰に生産してしまう体質などの
先天的な原因も一因です。
食事に気をつけるというと、
食べ物の種類(肉はダメ、レバーや干しシイタケはダメとか)にばかり
目が行きがちですが、それよりも大事なことは
「食べ過ぎないこと」なのです。
つまり・・自分の体の内部に、コップが1つあると考えてください。
コップにナミナミと水を注いでいきます。
が・・ある一定ラインを超えると、コップから水がこぼれ始めます。
コップが水を蓄えられる量には、限度があるのです。
そして、この限度には個人差があります。
食べ過ぎると、体内で過剰に生産された尿酸がコップからこぼれます。
こぼれた尿酸は処理しきれなくて、血液にのって体内に巡ります。
でも、腎臓で適切に処理されて、尿とともに尿酸が排泄されれば
問題ないのですが・・
ここで問題が起ってしまいます。
・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━
●まず、尿酸を体外に排泄するチカラが(生まれつき)弱い。
●体内で尿酸が、過剰に生産されすぎる体質である。
●さらに輪をかけて、食べ過ぎていることが、一段と尿酸を過剰に生産してしまう。
・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━・‥…━
・・・・・・・・・・・。
食事に気をつけたくらいでは、痛風は簡単に改善しないかもしれません。
持って生まれた体質には、個人差があるからです。
でも、気を付けないと、どうなるのか?
これから、10年後、20年後に自分は どうなっていくのか?
そう考えると、やはり食事には 気をつけるべきだと思います。
食事療法というか、
食事の種類、食品のチョイスも大切だとは思いますが、
前述のような理由で「食べ過ぎ」は痛風に望ましくないのです。
食事をする、ということは人間が生きていくための
大切な本能ですが、できる範囲でもいいから、
食事量を多くし過ぎないよう、気をつけるのが良いと考えています。
ダイエットは、失敗します。
これが普通です。
これで良いのです。
なんで、いいの?
痩せようと思って減量しているのに、
失敗したら意味ないでしょ!?
人間の生活において、
「食べること=生きること」なのです。
つまり、食べなきゃ、死んでしまうから。
もし、人間に食欲がなかったら?
生命を維持するだけのエネルギーを食事から
摂取できなかったら?
死んでしまいますよね。
人間は、必要なエネルギー以上の食事を
摂取したいと思うように、脳が食べろ、と指令を
出すようにできているのです。
それが正常です。
だから、食べないという行為は、
反生存的であり、ダイエットは失敗するのが普通なのです。
別に、意志が弱いわけではないのです。
痛風の場合、
なぜ、ダイエットが必要なのかといえば、
内臓脂肪が溜まり過ぎている→
→それはすなわち、常日頃、食べ過ぎている証拠→
→食べ過ぎていると過剰に生産され過ぎた尿酸が
血液にのって全身を巡る→
→関節などの体温の低い箇所に尿酸が結晶と化して
たまり始める→
→放置していると、内臓にまで尿酸結晶がたまってきて、
将来は合併症のリスクが!
・・・こんな感じになります。
つまり、「食べ過ぎ」は、痛風に良くないのです。
昔から言われている、腹八分目が一番。
もう少し食べたいなあ・・くらいで、やめておく。
でも、ついつい食べ過ぎてしまったり。
ついつい、太り過ぎてしまったり。
そういう場合は、ダイエットが必要です。
ですが、前述のように
ダイエットというものは、人間の生存本能から考えて、
とても困難なものなので、
普段から そうならないように、太り過ぎないように、
内臓脂肪をため過ぎないように、
常日頃から気をつけていくことが望ましいのです。
え?
そんなこと、とっくに わかっているって?
春は、あったかくて、いい季節なんですけど・・
花粉が飛びますからね。
花粉症の人は、たいへん。
鼻水は出るし、グズグズとむず痒いし、
涙が出たり。
私の周辺も、花粉症の人だらけです。
昔は、そんなに花粉症の人って、いなかったですけど・・
日本国土に緑は減っているはずなのにね。
どういうことなのでしょう?
しかも、今まで花粉症とは無縁だった人も、
ある日、突然、花粉症になってしまったり。
まったく、油断がなりません・・。
飛び交う花粉の終息時期って、いつなんでしょう?
早く終わって欲しいですね。
さて、
東洋医学の考えからすると、
花粉症は「胃」と関係があります。
つまり、「鼻」は「胃」と関連があるのです。
「鼻」と「胃」?
なんで?
たとえば、「腰痛」になるとします。
腰痛になったから、といって、
腰に鍼 (“はり”鍼灸治療のこと) をうったりするのは、
「局所療法 (きょくしょりょうほう)」といいます。
つまり、「腰痛」なら腰痛で、なぜ腰痛になったのか?
重い荷物を持ったりして、筋肉そのものを痛めているのか?
背骨に何ミリかのズレがあるのか? その影響か?
あるいは、肩こりによって、それを
かばう かのように背中の筋肉がこり、
それが下がってきて腰痛になっているのか?
あるいは、内臓の不調から きているのか?
「腰痛」ひとつにしても、さまざまな原因があるのです。
だから、ただ単に腰が痛いから、腰を治療する、というのも
一つの考え方ですが、そうではなく、
体全体を整えていく・・これが東洋医学の考えです。
ですので、前述の花粉症の話ですが、
花粉症になったのは、飛び交う花粉が原因でしょうが、
「鼻」は「胃」と関連があるため、
胃の調子を整えると、花粉症は改善するそうです。
もっとも、胃さえ良くなれば、花粉症はスッキリ治る、
というような簡単なものではないとは思いますが、
酷い症状も緩和されると思います。
痛風にとって、尿酸を排泄するのは大切なことです。
尿酸値の高低は、痛風発作の発症に直結しますからね。
で、尿酸は大部分 (100パーセントじゃありません) が尿によって、
体外に排泄されます。
尿酸を排泄するのには、尿に溶けていなければ なりません。
尿酸は、尿と一緒に排泄されますから。
痛風の人は、できるだけ尿酸を体外に排泄したいワケです。
出せば出すほど、体内の尿酸は少なくなり (また、すぐに作り出されますが)
尿酸値も下がる、ということに つながります。
でも、一日に排泄する尿の量には、ある程度、限度があります。
個人差、あるいは飲んだ水分の量にも よります。
また、夏場は暑い季節なので、水分、飲料水を多めにとる傾向がありますが、
その分、汗をかいてしまうので、案外、尿の量は減り気味です。
汗として、水分を出してしまうためですね。
一日の排泄量は無限ではありません。
で、できるだけ水を多く飲むという手もあります。
これは、どうでしょう。
たしかに良い方法かもしれませんが、
これもまた、飲める量には限界があります。
これでもか、これでもか、と飲んでいると、
今度は お腹の調子が芳しくなくなります。
そんなに水ばかり、飲めるものでは ありません。
じゃあ・・どうすれば?
尿に、尿酸を溶けやすい状態にするのも、一手です。
尿酸というのは、アルカリ性の尿に溶けやすいのですよ。
ところが、どうでしょう?
ほら、肉とか魚とかは、やはり おいしいので、
どうしても酸性に かたよりガチですね。
体質も尿も。
尿はアルカリ性に傾いている方が望ましいです。
具体的には、昆布やワカメなどの海藻類。
それから、野菜。
これらを多めに食べると良いです。
これらは尿をアルカリ性に傾ける性質があります。
しかも、海藻類には「微栄養素」が含まれています。
「微栄養素」っていうのは、ミネラルだとか、ビタミンだとか いろいろ。
下手なビタミン剤より、よほど有益です。
尿をアルカリ性にする、ということは重要らしくて、
「尿アルカリ化剤」 という薬もあるくらいです。
かといって、海藻や野菜ばかりも食べていられませんが、
食事はバランス良く、いろいろな食品を。
肉や魚 中心の食事だったなら、それらを少ないめにして、
かわりに野菜や海藻類もたっぷり摂ると良いと思います。
季節は冬から春になっているというのに、
外国では、鳥インフルエンザが猛威を振るっています。
鳥なので、海を渡るし、また
グローバルな世の中なので、貿易や旅行者などから
日本にも感染してこないか心配です。
さて、痛風とは関係ありませんが、鳥は
人間と同じく、体内で尿酸を生産します。
尿酸って、人間だけのものじゃないのですね。
ところで、鳥の糞をマジマジと観察したことがありますか?
え?
見たくもない?
鳥の糞というものは、白っぽい部分と黒っぽい部分で構成されています。
で、その、白っぽい部分というのは、実は「尿酸」なのです。
黒っぽい部分は、体内の消化した残りの排泄物、
つまり糞です。
鳥は糞から尿酸を排泄するのですね。
ちなみに、人間は、尿酸を(大部分は) 尿から排泄します。
尿以外にも大便などからも尿酸は排泄されますが、
尿に比べると わずかな量です。
鳥に限らず、他の動物のように
人間も、もっと尿以外から大量に尿酸を排泄できたなら、
痛風なんかにならずに すんだかもしれないのに、
と思ったりもします。
おまんじゅう、です。
コーヒー風味の“お饅頭” ってところでしょうか。
このお菓子が「痛風に効果がある」と
うたっているワケではありません。
ただ、原材料に「源泉」すなわち、温泉の水を使っているそうです。
この温泉の水質が、弱アルカリ性で
「慢性消化器病・痛風・肝臓病」 などに良い、といわれています。
温泉の水?
痛風に良い?
な~んか、怪しげな気もしますが、
そういえば、昔、重曹を飲めばよい、と聞いたことがあります。
痛風体質の人は、どうしても尿が酸性になりガチなので、
尿酸が尿に溶けにくい。
尿酸が尿に良く溶けるのは、酸性ではなく、弱アルカリ性だから。
そのため、尿を弱アルカリ性にするために、重曹を飲みましょう、と。
これは昔 (20年位前) の話なので、現在でも通用する方法なのかは
はっきりしませんが、
尿を弱アルカリ性に保つのは、望ましいことではあります。
で、この「温泉コーヒー饅頭」ですが・・・う~ん・・・。
痛風対策というより、おみやげ等に最適なような気がします。
興味のある方、いかがですか。↓
肉が食べたくなったら、どうするか・・ということですが、
食べたくなったら、食べればいいのです。
痛風体質の人にとっては、肉はプリン体が多く含まれるので、
食べない方が良い、とされていますが、
まあ、どうするか決めるのは自分ですし。
肉は、動物性タンパク質なので、食べない方がよく、
必要な蛋白質は、大豆などの植物性タンパク質から
摂取するべきだ、という人もいますが、
まあ、どうするか決めるのは自分ですし。
食べたくなったら、食べればいいのです。
ですが、痛風も気になります。
で。
少しだけ、食べる、という手もあります。
そして、肉を食べたら、それ以上に野菜を食べる。
これは鉄則です。
必ず、野菜は食べてください。
でも、肉 少しって・・
もうちょっと食べたいですよ。
そこで、裏技。
肉に、コンニャクとキノコを混ぜます。
これによって、実は肉は少しなのですが、
とてもボリュームアップに見えます。
(見かけだけですが)
コンニャクもキノコも低カロリーです。
で、この「こんにゃくキノコ混ぜ肉」を食べることによって、
カロリーを抑え気味で、肉も (見かけだけ) たくさん食べれます。
また、特にコンニャクは、よく噛まないと
なかなか飲み込めないので、唾液が多く分泌して
消化を助けます。
それに、咀嚼することで、脳の満腹中枢を刺激して、
早くおなかいっぱいになります。
食べすぎずに、すみます。
ぜひ、「こんにゃくキノコ混ぜ肉」を試してください・・・
と言いたいところですが、これは家庭でしか使えず、
外食では通用しません。
「体重を減らす」ということは、体重が減ることです。
つまり、どういうことか。
「体重が減る」ということは・・・
すなわち、『体の細胞数を減らす』 ということです。
我々の体は、無数の細胞の集合体で構成されています。
そして、個々の細胞には「核」というものがあり、
細胞が生まれては壊れるたびに「核酸」というものを
放出します。
この「核酸」が体内で処理されて「プリン体」になるのです。
さらに、この「プリン体」が酵素で処理されて「尿酸」と
変貌を遂げます。
そして、主に尿と一緒に体外に排泄されるのです。
つまり、「体重を減らす」=「体の細胞数を減らす」。
それは、尿酸の生産の減少につながります。
特に「内臓脂肪」というのは要注意で、
尿酸値を押し上げてしまう働きがあります。
ついでにいうと、筋肉量も多いと、尿酸値が高くなりがちに
なるのだそうです。
と、いうことは・・
太っていて、しかも筋肉質だと、尿酸値が高くなる要因が大きい、と。
で・・痩せましょう、となるのですが、
だからといって、一念発起して、
急激に激しい運動をすると、これまた
尿酸値が上がってしまうのです。
いったい、どうしろ、と?
あれはダメ、これはダメで、いったい、どうしろ、と?
ゆっくりとした運動と、
ゆったりとした食事制限(もっと食べれるけど、やや少ないかな、程度) で、
少しずつ体重を落としていくしかないようです。
食事制限(つまり、減量) はお腹が減って眠れないくらいまですると、
続きません。
すぐに挫折します(できる人はいいですけど)。
気長にいくしかないのかもしれませんね。
「尿酸」というのは、体内で生産され、
体の細胞の酸化を食い止める、とても
有用な働きをする物質です。
ですが、反面、多く作られ過ぎると
痛風発作の源となる、やっかいな成分でもあります。
で、この尿酸の性質ですが、
水に溶けにくいのです。
水に溶けにくい、ということは・・
困ったことに、体内の血液にも溶けにくいのです。
まるで、砂糖が お湯にサァ--ッ、と溶けてしまうように、
血液中で尿酸も、さっさと溶けてくれれば、尿と一緒に
たちまちのうちに排泄されて、痛風にならずに すむのですが・・
そうはいきません。
で、この尿酸。
ただでさえ、水に溶けにくい性質を持っているだけでなく、
温度が低いと、さらに溶けにくくなるのです。
ほら。
痛風発作って、体温の比較的低い、足の先の方の関節に発症するでしょう?
あそこは、内臓から遠いので、体温が比較的低いのです。
ちなみに、右足より左足は さらに低いので、
「左足の親指の付け根」が一番、痛風発作の出る箇所なのです。
なんで、左足の方が右足より冷たいのか、というと、
体の右側には肝臓があるので、そこに血液が集まるから。
血液は、温かいので、体の右側の方が少しだけ温かいのです。
で。
要は、体温を上げればいいわけです。
少しでも尿酸が血液に溶けやすくするために。
血液に溶けると、尿と一緒に排泄できますが、
溶けきれない尿酸は結晶化して、関節などにたまったりしますからね。
ですが、困ったことに、
大人になるにつれて、平常体温は下がってきます。
ほら、子供は手足がポカポカしているでしょう?
血行が良いのです。
じゃあ、どうすれば、
年をとってからでも、体温をあげれるのか?
「ゆっくり歩く(ウォーキング)」
「体操など、体を動かして血流回復」
「冬なら、ショウガ湯を飲む」
「ゆっくり入浴」
「カイロなどで外から温める」
・・くらいです。
私の知っているのは。
体温を上げる、何か、いいい方法があったら、教えてください。
「肥満外来」というものがあるそうです。
「禁煙外来」なら、聞いたことがあるのですが・・
そういうのって、あるのですね。
文字通り、肥満で苦しんでいる人が
健康を取り戻すために病院で治療を受けるものです。
たいして太ってもいない若い女性が、
自分のスタイルをより良くするために、
ダイエットの代替施設として通う所じゃないと思います。
もっと深刻な人が門を叩くところのようです。
さて、私の知り合いに糖尿病の人が何人かいます。
案外、多いんですよ、糖尿の人って。
ちなみに、痛風の知り合いも何人かいて・・
え?
私の知り合いは病人ばかりか、って?
いえいえ・・・違いますよ。
ここは痛風ブログなので、その性質上、
そういう人たちが話によく登場しているだけです。
さて、前述の糖尿の人ですが、
この人は軽度の糖尿病らしいです。
で。
痩せなきゃ、ということで、なんと
入院したらしいです。
「肥満外来」というやつですよ。
私はそのとき、仕事中だったので、
あまり話を聞けなかったのですが・・・
う~ん、詳しく訊いておけば良かった。
今度、会ったら訊いておきます。
なんでも、10日間ほどの入院で、
7キロくらい痩せたそうですが、
退院後、あまり食べられなくなったそうです。
胃袋が小さくなった、とか?
いったい、どんな治療をしたんでしょうね?
詳しく訊いておけば良かったです。