ランニングブームを背景に皇居周辺を走る女性ランナーの数は、さすがに猛暑で激減していると思いきや…。
5月23日、インターネット上で「皇居ランナーの大半は年収700万円超?」という「東洋経済オンライン」による記事がアップされた。反響が大きかったようで、今でもグーグルなどで「皇居ランナー」と打ち込むと、検索ワード候補を予測表示するサジェスト機能として「年収」と出てくるほど。食いついたのは婚活に積極的な女性ランナーたちだった。
神奈川県で働く30歳の女性薬剤師Aさんも「皇居に行くしかないと思った」とキッパリ。もともとランニングをしていたが、走っていたのは職場から近い多摩川沿いだった。
「こんなとこ走っていても出会いなんてありませんから」と多摩川を見限り、仕事終わりに電車を乗り継いで皇居まで繰り出す生活を続けている。
年収700万超に引かれてやってきたわけだが「ことごとくオジサンで、あまりタイプじゃなかった」とのこと。理想の男性に声をかける日を虎視眈々と狙っている。
一方、積極的に男性を食おうとする皇居ランナーならぬ「皇居ハンター」の女性も存在した。Bさん(28)もおカネに吸い寄せられるように皇居にやってきたOLだ。
「女性ランナー向けに様々なウエアが売られています。私はお尻と脚に自信があるので、それを強調するパンツをはいてます」。ランナーは体が絞れていくものだが、Bさんは女性らしい体形の維持に注意して走っている。それもこれも自分の後ろを走る男性ランナーの目を引くためだ。肉付きのよいヒップにぴったりと張り付く素材のパンツがBさんの“武器”。
「すてきな男性の存在を後ろに感じると、わざとペースを落としてじっくり観賞してもらうんです」
この戦術によって何回か男性に声をかけられてデートにこぎつけたというから大したものだ。数年前はナンパ目的の迷惑な男性ランナーの存在がクローズアップされたものだが、今や女性の方から男性を狙うようになったわけだ。
東京スポーツ新聞社が運営する携帯サイト「東スポ芸能」で、AKB48の研究生・峯岸みなみ(20)が連載コラム「AKB48峯岸みなみの研究生じろじろリポート(略称じろリポ)」を担当。昇格を目指す研究生たちの素顔を紹介します。