６回、逆転の満塁本塁打を放つ高橋周平

＜中日6-4阪神（1日）＞今季初スタメンに起用された中日の高卒２年目・高橋周が満点解答でベンチの期待に応えた。

　第１打席に右安打を放つと第２打席は同点の右前適時打。「とにかくストライクゾーンに来たら振ろうとだけ考えていました」。圧巻だったのは１点リードされた６回、一死満塁で迎えた第３打席。加藤の真っすぐを狙いすましたようにバックスクリーンに運ぶプロ初の満塁本塁打を放った。

「カウントが有利になったので思い切り振ることを心掛けました。思い切り振る。それが自分にできること。入って良かったです」。昨夜（３１日）、プロ初勝利を挙げた同期の西川に続き、竜の若武者が連夜の躍動を見せた。