コメントをした人のIP: 124.195.149.32さん
詳しく書いていると日が暮れてしまうので、貴方のご質問に対して簡単に書きます
N/P(キャリア)の猫について
2個ある腎臓のうち優性遺伝であるPKD疾患を患っている1個は、かなりの確率でPKDを発症しますが、猫も人間と同様に代替機能が働きます。
私がかなりの確率でと書いたのは、高齢になるまで発症しない猫もいるそうです。だだし、基本的にはPKDは発症します。
猫の生死という点では、1個の腎臓が正常(N)でしたら、ダメになっていくP側の腎臓を補ってくれます。(人間同様です)
人間の医学書:
腎臓はヒトにおいて左右一対に存在する臓器であり、正常な腎機能であれば片方の腎臓でも恒常性の維持が可能である。このため、ドナー の左右どちらかの腎臓を、腎不全患者のレシピエント に提供する生体腎移植が可能となる
遺伝性疾患を患っているP側の機能を補っている間は死にません。正常に機能している側にストレスを与え、免疫力を落とせば、機能が低下してきて、腎不全となります。
猫の末期は腎不全が原因で死亡する場合が多いみたいですが、N/Pの猫が早期で死亡する場合、違う原因の可能性が大です。
猫によほどのストレスを与えないで飼えば、キャリア(N/P)の猫でも生涯を全うする事ができます。
繁殖する場合、このキャリア(N/P)を種♂にするのは、PKD遺伝子を世の中にばらまく可能性があるので、必ずネガティブの♂を使う事が大切です。
私はキャリアの♂を繁殖に使用しても良いなど一言も書いていませんし、自分が飼っていた猫が2匹もPKDでなくなってしまったので、これに関しては誰にもまけないくらい調べました。
PKDよりもっと大切なのは、猫にストレスを与えない飼い方をする事です。
貴方様が教えてくれた、CFA本部が言っているが本当でしたら、N/Pの猫はみんな早期に死んでしまいますね。PKDの猫を繁殖ラインから外すのを推奨するのは大変良い事ですが、キャリアの猫は、片方の腎臓が発症しても、もう一つの腎臓が補う機能がある事を教えてあげて下さい。
質問してくるなら、堂々と名乗った方が良いですよ。私が猫の世界で教えてもらった、横つながりで、ある事ない事を言って、その人に、欲しい猫がいかせないようにするやり方と同じですよ。IP調べたら、私が知っている方だったり(笑)
IPまで残してくれてありがとう。