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◆水泳 世界選手権第13日(1日・バルセロナ) 男子200メートル個人メドレー決勝で、400メートル自由形銀メダルの萩野公介(18)=東洋大=は1分56秒29の2位。同種目の日本勢で五輪、世界選手権を通じて初のメダルを獲得した。ロンドン五輪で同種目銀メダルのライアン・ロクテ(28)=米国=が1分54秒98で優勝。ともに決勝に進んでいた瀬戸大也(19)=JSS毛呂山=は1分58秒45で7位だった。
残り50メートル。自由形で萩野が怒とうの追い込みを始めた。2位のペレイラ(ブラジル)と1秒07差の3位で折り返すと、1ストロークごとに差を詰めた。最後の1かきで0秒01差逆転。王者ロクテには1秒31差の大差を付けられたが、今大会2つめの銀メダルを獲得。「銀メダルはうれしいけど、力不足も感じた」と笑顔の中に悔しさをにじませた。
18歳の若きオールラウンダーが、また歴史を作った。男子200メートル個人メドレーでは五輪、世界選手権を通じて日本人初のメダル。200メートル背泳ぎの予選(全体7位)後「いかに自分の泳ぎでいいタイムが出せるかってところが勝負のカギになると思うので、楽しみながら泳ぎたいと思います」と宣言したとおりに、力を尽くして快挙を達成した。
5位だったロンドン五輪から1年。昨年末から師事する平井伯昌コーチ(50)のもと、苦手克服に着手。世界のトップで戦うため「穴がないようにしなければだめ」と本人が語るように、最大の弱点だった平泳ぎは推進力のカギとなるキックがスムーズにできるようになった。
7月28日の400メートル自由形予選から始まり、これで12レース目。大会前は「食って寝れば大丈夫」と若さで乗り切ることを宣言していたが、小沢邦彦トレーナーは「ほかの選手はほぐすのに30分かかるが、萩野は20分で疲労が抜ける」と驚異的な回復力を認める。
4種目を終えて、公言していた「複数のメダル獲得」を達成した。あとは、最終日(4日)の400メートル個人メドレーでの金メダル獲得。世界の大舞台でも物おじしない18歳の存在感は、増すばかりだ。
(2013年8月2日06時02分 スポーツ報知)
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