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【大リーグ】

岩隈、6回途中自責ゼロも11勝目ならず 救援打たれ、チームもサヨナラ負け

2013年8月2日 紙面から

◇レッドソックス5−4マリナーズ

 岩隈久志投手(32)は5イニング2/3を7安打されながら2失点(自責0)。勝利投手の権利を得て降板したが、救援陣が逆転を許し、11勝目はお預け。チームもサヨナラ負けと不運続きだった。

 岩隈本人も左頸部(けいぶ)に軽い張りがあるなど本調子には程遠い状態。生命線の制球力も影を潜めたが、時事電によると、「状態が良くない割に、粘りのピッチングができたのは収穫」と納得の表情を浮かべた。

 1回に3連打され、いきなり無死満塁の窮地に立たされたが、相手の主砲オルティスを投ゴロ併殺に打ち取るなど無失点。

 2回以降も要所を締め、味方の拙守に足を引っ張られつつも傷口を最小限にとどめた。「何とか試合はつくれたかな」と岩隈。勝ち星はつかなかったが、球宴選出の肩書に偽りなしの投球だった。

 

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