福田沙紀　昼ドラ初主演で純愛　フジ系「潔子爛漫」

　女優の福田沙紀（２２）が、９月２日にスタートするフジテレビ系の新ドラマ「潔子爛漫〜きよこらんまん〜」（東海テレビ制作、月〜金曜午後１時半）に主演する。

　明治時代を生きた武士の娘と、その娘を愛し続けた幼なじみの男、愛に不器用な豪商の男が織りなす愛と誇りを描き、２０１作目を迎える同枠の昼ドラでは約５年ぶりに純愛路線が復活する。昼ドラ初出演の福田は、７月上旬から撮影に臨み、「ひとつひとつこだわりを持って進んでいく現場であり、とてもアットホームな空気です」とコメントし、撮影にすっかりなじんでいる様子。劇中では、胸がキュンとするようなラブロマンスが毎回用意され、福田の魅力が話題を呼びそうだ。

　作品は、明治２８年の日本が舞台。武家の誇りを教えられ、つつましく生きる元士族の娘・九堂潔子（福田）は、石垣佑磨（３０）演じる幼なじみの医師・有馬蒼太とは兄妹のように過ごしてきた。だが、偽りの横領事件で父が逮捕された潔子の行く先は波乱の連続に。それでも前に進み続ける潔子を蒼太は支え続ける。２人のきずなは深まるが、潔子に心を奪われた豪商の渋澤弥彦（合田雅吏）が、２人の運命を複雑にする−筋立てだ。

　明治の時代背景を踏まえて、「女は泣いてはなりませぬ」などの決めぜりふや、純愛を貫くといった役柄に挑む福田は「この世界の魅力をたくさんの方に感じていただけるように、日々精進して頑張ります」と意欲満々。石垣も「見てくれている方に勇気を与えられるように頑張ります。潔子との関係を大切にしたい」と張り切っている。

　ほかの共演者は高知東生（４８）、渡辺裕之（５７）、赤座美代子（６９）、松原智恵子（６８）ら。全３９話で１０月２５日まで放送予定。