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慰安婦象徴の少女像 米グレンデール市に建立
2013/07/28 11:06 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ロサンゼルス聯合ニュース】ソウルの日本大使館前に建てられ、旧日本軍による従軍慰安婦の悲劇を世界に告発した「少女像」が米カリフォルニア州にも建立される。従軍慰安婦を象徴する少女像が海外に建てられるのは初めて。

 除幕式は30日(現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルス付近のグレンデール市立中央図書館前の公園で行われる。日本大使館前の少女像を制作したキム・ウンソンさん、キム・ソギョンさん夫妻が同じのものをつくった。

建立作業が進む少女像=(聯合ニュース)

 少女像の建立は旧日本軍による慰安婦制度が反人倫的戦争犯罪である事実を広く伝えるため活動してきた在米韓国人団体の「加州韓米フォーラム」が主導した。

 同フォーラムは2007年に日系のマイク・ホンダ米下院議員(民主党)が発議した慰安婦をめぐる対日謝罪要求決議案の可決を支援するため結成された。議案可決後には慰安婦碑の建立を進め、今回の少女像建立に至った。

 慰安婦問題に格別な関心を示してきたグレンデール市政府は市民の往来が多い市立中央図書館前にある公園の敷地一部を提供した。市議会が敷地の提供を審議する過程で日系市民や現地の日本公館から強い反発を受けた。

 グレンデール市長を3回歴任したフランク・キンテロ市議員は「建立に反対した日系市民は歴史教育を受けていない少数の極右民族主義者。グレンデール市民らは正しい歴史を知るチャンスを得ることになった」と話した。

 除幕式にはカリフォルニア地域の政治家や韓国人コミュニティー関係者、慰安婦被害者の金福童(キム・ボクドン)さん(88)、少女像を制作したキム・ウンソンさん、キム・ソギョンさん夫妻らが出席する。 

csi@yna.co.kr

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