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IPAについて

当機構研究員による私物USBメモリの紛失について

2013年8月1日
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

  1. 経緯
     当機構技術本部に所属する非常勤研究員が、2009年11月ごろ東急田園都市線あざみ野駅構内において、当機構の業務関連資料及び当該研究員が当機構以外で関係する外部団体関係資料等が格納された私物USBメモリを紛失していた事実があったことが確認されましたので、ご報告いたします。
     本件については、2013年7月29日に、外部(個人)から当該USBメモリを入手した旨の連絡があり、事実関係の調査を進めたものです。
     
  2. 格納されていた可能性のある情報
     調査は継続中ですが、現在把握できている情報は以下のとおりです。
    (1)当機構関連の情報
      ・業務関連勉強会候補者メモ(約30名分)
      ・プレゼンテーション・講演資料(公開情報)
      ・研究会・勉強会関連資料(公開情報)
    (2)当該研究員の当機構以外の活動に関わる情報
      ・外部団体による市場調査関連ヒアリングメモ(パスワード保護)
      ・外部団体名簿(約20名分)
      ・外部団体ワーキンググループ名簿(約20名分)
     なお、当該USBメモリには、不特定多数の個人情報及び機構業務遂行に支障をきたす可能性のある情報等は含まれておりません。また、上記情報により影響を受ける可能性のある関係者に対しては、連絡・謝罪を行っております。
     
  3. 本件に関連する当機構における規程等
     当機構においては、「情報セキュリティ対策基準」において、法人文書等は許可なく持ち出してはならない、私物USBメモリは業務用パソコンに接続してはならない、法人文書等の紛失があった場合、遅滞なく報告すること等が定められており、当該研究員はこれらの事項に反していたことになります。

  4. 今後の対応
     当機構では、広く国民に向けセキュリティ対策の啓発活動を実施しており、USBメモリを含めた記憶媒体の取り扱い及びインシデント発生時の情報共有についても、かねてから情報発信を行ってきたところです。今般このような事態が発生したことは誠に遺憾であり、当該研究員の処分については、当機構の規程に基づき実施いたします。また、全職員の再教育など、今後の再発防止に全力を尽くしてまいります。

以上

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本件に関するお問合せ先

IPA 戦略企画部 広報グループ

Tel: 03-5978-7503  E-mail: 電話番号:03-5978-7501までお問い合わせください。