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パナ4−6月期は最終益が過去最高 8.4倍の1078億円、車載など新分野好調

産経新聞 7月31日(水)16時13分配信

パナ4−6月期は最終益が過去最高 8.4倍の1078億円、車載など新分野好調

4〜6月期の決算について会見するパナソニックの河井英明常務=31日午後、港区東新橋(写真:産経新聞)

 パナソニックが31日発表した今4−6月期連結決算は、最終利益が前年同期比8.4倍の1078億円となり、四半期ベースで過去最高となった。営業利益も前年同期比66.3%増の642億円と大幅に伸びた。しかし、先行き不透明な側面も多いとして、通期業績予想は期初発表を据え置いた。

 4−6月期の売上高は0.6%増の1兆8245億円。テレビなどのデジタル家電は167億円の営業赤字となるなど、引き続き苦戦した。しかし円安効果が発揮され、住宅・車載関連製品や環境機器など新たに力を入れている分野が伸びた。

 賞与削減や合理化による増益効果も大きい。特に最終利益については、年金制度の変更で798億円の営業外収益を計上したことが大きかった。

最終更新:7月31日(水)20時57分

産経新聞

 
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