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高血圧症薬「ディオバン」に皮膚障害の副作用報告 厚労省調査

2013/7/29 11:15
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 スイス製薬大手の日本法人、ノバルティスファーマ(東京)の高血圧症治療薬ディオバン(一般名バルサルタン)の服用後、皮膚がただれるなどの重い症状が出たとの報告があるとして、厚生労働省が調査を始めたことが29日分かった。厚労省はノ社に対し、薬の添付文書に副作用情報として記載するよう指示する方向で検討している。

 ディオバンを巡っては、脳卒中や狭心症の発症を抑える効果もあるとする京都府立医大の元教授の臨床研究の論文データについて、府立医大が11日に人為的な操作があったと発表。ただ、高血圧症への効果自体は問題ないとしていた。

 厚労省によると、発売された2000年から今年5月まで、皮膚の広い範囲が赤くなり、発熱やただれなどの症状が出る「中毒性表皮壊死(えし)症」が数件報告された。抗生物質や鎮痛薬のように広く使われる薬の服用でも発症することがある。このほか、全身に赤い発疹などが出る「多形紅斑」では十数件の報告があるという。

 厚労省は「副作用は論文のデータ操作問題とは関係がない。自己判断で服薬を中止せずに医師の指示に従ってほしい」としている。

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ディオバン、厚労省、ノバルティスファーマ、厚生労働省、一般名バルサルタン

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